二十間坂
北海道函館市、函館山山麓・元町から延びる坂の一つが二十間坂(にじゅっけんざか)。道幅が20間(約36m)あることが名の由来で、明治11年11月16日の大火(焼失戸数954戸)、明治12年12月6日の大火(焼失戸数2326…
北海道函館市、函館山山麓・元町から延びる坂の一つが二十間坂(にじゅっけんざか)。道幅が20間(約36m)あることが名の由来で、明治11年11月16日の大火(焼失戸数954戸)、明治12年12月6日の大火(焼失戸数2326…
北海道函館市元町、国の重要伝統的建造物群保存地区(函館市元町末広町伝統的建造物群保存地区)に指定される元町の函館ハリストス正教会と日本聖公会函館聖ヨハネ教会の間にある、小さく急な坂道がチャチャ登り。チャチャ(cyacya…
北海道函館市元町・末広町にある坂道が大三坂(だいさんざか)。道の両側にある擬洋風建築と石畳のエキゾチックな雰囲気で「坂の町」函館でもっとも絵になる場所ともいわれ、大三坂からチャチャ登りへと続く坂道は映画『夕陽の丘』(昭和…
北海道函館市元町にある坂が基坂(もといざか)。基坂の上には、松前藩時代には亀田番所、幕府直轄の時代には箱館奉行所、明治時代には開拓使の支庁、函館県庁、北海道庁支庁などの建物があり、一帯が箱館(明治維新後は函館)の中心だっ…
北海道函館市元町、古くは箱館奉行所、明治時代には函館出張開拓使庁が置かれていた場所に整備された公園が元町公園。室町時代には地方豪族・河野政通の箱型の館がここにあったのが箱館(はこだて=函館)の地名の由来になっています。園…
北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがり、大沼の北に位置する、標高1131mの活火山が駒ヶ岳。北海道駒ヶ岳(気象庁の呼び名)、蝦夷駒ヶ岳(えぞこまがたけ)、渡島駒ヶ岳(おしまこまがたけ)とも呼ばれる秀峰。かつては富士山のよう…
北海道亀田郡七飯町、大沼公園の小沼と蓴菜沼(じゅんさいぬま)の間にある、標高303.4mの日暮山(ひぐらしやま)の山頂にある展望台が日暮山展望台。眼下に小沼、その向こうに大沼が広がり、北側には、なだらかな裾野を広げる駒ヶ…
北海道函館市椴法華地区、恵山岬灯台のすぐ下の海岸にある、波打ち際の野趣あふれる露天風呂が水無海浜温泉(みずなしかいひんおんせん)。平成16年にリニューアルされていますが、浜石を配して水槽のように仕切られた混浴の浴槽がある…
北前船で繁栄した北海道江差町。天然の良港で、「江差の春は江戸にもない」というほど北前船の拠点として賑わったのは、港を守る鴎島(かもめじま)があったから。カモメが翼を広げたかたちをしている、海抜20m、周囲2.6kmの小島…
北海道茅部郡鹿部町にある間欠泉を中心に整備された公園がしかべ間歇泉公園。大正13年の温泉の試掘中に偶然発見された間欠泉で、道の駅にもなっています。鹿部町は大正7年創業の「鹿の湯」など随所に温泉が湧く温泉の町。そのシンボル…
北海道七飯町の大沼公園、大沼に浮かぶ島々のうち西大島の北東に設置されているのが「千の風になって」名曲誕生の地モニュメント。名曲『千の風になって』を作曲・訳詞した新井満(あらいまん)は、函館の友人の紹介で大沼公園に別荘を購…
北海道七飯町の大沼の湖畔にある公園。標高1133mの秀麗・駒ヶ岳をバックに、大沼、小沼、蓴菜沼(じゅんさいぬま)が広がる大沼国定公園の一部。アイヌ語のポロ・ト(poro-to=大きな・沼)、ポン・ト(pon-to=小さい…
北海道函館市の一角に建つのが戊辰戦争最後の戦いとなった箱館戦争で没した土方歳三(ひじかたとしぞう)終焉の地に立つ土方歳三最期の地碑。新選組副長として近藤勇を助け、のちに幕府主戦派の参謀格として連戦しながら北上。蝦夷共和国…
戊辰戦争(ぼしんせんそう)の最終戦、明治2年に現在の北海道函館市で展開した箱館戦争で死亡した、新選組副長・土方歳三(ひじかたとしぞう)、中島三郎助父子をはじめ約800人の旧幕府脱走軍戦死者の霊を弔うために函館山の麓に建立…
2024年5月18日(土)〜5月19日(日)、北海道函館市で『第55回箱館五稜郭祭』が開催されます。戊辰戦争(ぼしんせんそう)の舞台となった五稜郭にまつわる歴史を後世に伝えることを目的として昭和45年から開催されるイベン…
2024年5月18日(土)〜6月2日(日)、北海道函館市で『第55回恵山つつじまつり』が開催されます。活火山で噴煙上げる恵山(えさん)では5月下旬〜6月初旬、60万本のエゾヤマツツジ、サラサドウダンツツジが開花。恵山山麓…
英国聖公会の宣教師ウォルター・デニング(Walter Dening)が明治7年に函館に上陸し、舟見町に家を借り伝道を開始しました。これが函館聖公会の始まりで、北海道の聖公会では最も古い歴史をもつ教会。現在の聖堂は昭和54…
安政6年(1859年)、箱館(現・函館市)にやってきたフランスの宣教師メルメ・デ・カッション(Mermet de Cashon)が文久元年(1861年)に創建したローマカトリック教会がカトリック元町教会。建物は度重なる火…
渡島半島の噴火湾(内浦湾)沿い、函館市の南茅部地区にある縄文時代前期後半(紀元前3200年)から中期後半(紀元前2000年頃)の大規模な集落遺跡が大船遺跡(おおふねいせき)。南側の垣ノ島遺跡とともに、世界文化遺産「北海道…
明治31年、フランスのウプシー修道院から派遣された8人の修道女によって創立された、厳律シトー会の女子修道院が、函館市郊外にある天使の聖母トラピスチヌ修道院。トラピスチヌ修道院と通称され、マダレナ(ケーキ)やクッキーが有名…
五稜郭タワーは、昭和39年に五稜郭築城100年を記念して建てられたタワー(当時は高さ60m)ですが、平成18年に2代目となる新タワーが完成。高さ107mのタワーは、地上86mに展望室が設けられ、五稜郭の星形を眼下に収める…
江戸幕府が倒れ、大政奉還(たいせいほうかん)が行なわれたのが、慶応3年(1867年)。これに不満をもった旧幕臣の榎本武揚(えのもとたけあき)らが占拠し、最後の砦となったのが、箱館(北海道函館市)の五稜郭(ごりょうかく)で…
明治の歌人・石川啄木が函館・青柳町(函館公園の北側)で暮らしたのは明治40年5月~9月までの短い期間でした。その間、離散していた家族を呼び寄せるなど、啄木にとっては、明るく楽しい生活だったといわれています。石川啄木は東京…
函館市を走る国道278号沿いの大森海岸にある公園が啄木小公園。明治40年に「石をもて追はるるごとく」、故郷・渋民(岩手県)を離れた石川啄木は、5月から函館大火に遭う9月まで、函館・青柳町に居を構えています。大森海岸は、そ…