元町公園

函館公園

北海道函館市元町、古くは箱館奉行所、明治時代には函館出張開拓使庁が置かれていた場所に整備された公園が元町公園。室町時代には地方豪族・河野政通の箱型の館がここにあったのが箱館(はこだて=函館)の地名の由来になっています。園内には開拓時代の建物も現存し、「日本の歴史公園100選」にも選定されています。

函館のルーツを今に伝える歴史公園

都市公園としての開園は昭和57年10月と新しいですが、かつて函館の行政の中心地だっただけに、園内には旧開拓使函館支庁書籍庫、旧北海道庁函館支庁庁舎(元町公園パンフレットブース)など明治時代の建物も現存。
隣接して旧函館区公会堂があります。
また、元町公園の下のペリー広場(旧市立函館病院跡)にはペリー提督来航記念碑(ペリー提督像)も立っています。

函館発祥の地としてだけでなく、開港以来の歴史を伝える貴重なスポットとなっているほか、元町公園パンフレットブースもあり、観光情報やパンフレットなども入手可能。

はこだて冬フェスティバル『はこだてイルミネーション』(11月下旬~2月下旬)では、イルミネーションが施されて素敵な雰囲気に変身。

ちなみに公園に至る基坂(もといざか)は、坂の基部にに明治時代、里数を測る基点となる「函館県里程元標」が立たられていたことに由来します(道路の起点となる道路元標は旧東浜桟橋にあります)。
坂の一番上に函館県庁、そして坂を下りた海沿いには、函館税関があり、坂の途中には函館病院、警察署、函館新聞、函館電信局、イギリス領事館、函館郵便局、三井銀行が並び、まさにメインストリートだったのです(函館郵便局前に「函館県里程元標」がありました)。

元町公園に像が立つ「函館四天王」とは!?

函館公園
左から今井市右衛門、平田文右衛門、渡邊熊四郎、平塚時蔵

園内には今井市右衛門(いまいいちえもん/1836年~1887年/能登国珠州郡出身で、函館屈指の大商人、北海道最初の新聞社「北溟社」を設立)、平田文右衛門(ひらたぶんえもん/1849年~1901年/函館最初の欧米金物店を開業、函樽鉄道創設に尽力)、渡邉熊四郎(わたなべくましろう/1840年~1907年/豊後国竹田出身、経営する森屋は明治20年代に北海道随一の大商店に発展、函館公園造設にも尽力)、平塚時蔵(ひらつかときぞう/1836年~1922年/陸奥国下北郡田名部出身、道内最初の私立学校設立、函館新聞社、道内初の第一公立病院を創立)の「函館四天王像」も立っています。
四天王の銅像は、元町公園の開園に合わせ函館青年会議所30周年記念事業として建立されたもの。

名称 元町公園/もとまちこうえん
所在地 北海道函館市元町12-18
関連HP 函館市公式観光情報
電車・バスで JR函館駅前から函館市電函館どっぐ前行きで7分、末広町下車、徒歩5分
ドライブで 函館空港から約10km
駐車場 元町観光駐車場(93台/有料)
問い合わせ 函館市元町観光案内所 TEL:0138-27-3333
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
基坂

基坂

北海道函館市元町にある坂が基坂(もといざか)。基坂の上には、松前藩時代には亀田番所、幕府直轄の時代には箱館奉行所、明治時代には開拓使の支庁、函館県庁、北海道庁支庁などの建物があり、一帯が箱館(明治維新後は函館)の中心だった地。明治維新後に、

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