志苔館
北海道函館市志海苔町にある中世の城館跡が、志苔館(しのりたて)。渡島半島(おしまはんとう)に築かれた倭人の城館跡の道南十二館(どうなんじゅうにたて)のひとつ。道南十二館の東端に位置する城館で、国の史跡に指定されるほか、続…
北海道函館市志海苔町にある中世の城館跡が、志苔館(しのりたて)。渡島半島(おしまはんとう)に築かれた倭人の城館跡の道南十二館(どうなんじゅうにたて)のひとつ。道南十二館の東端に位置する城館で、国の史跡に指定されるほか、続…
北海道上磯郡知内町(しりうちちょう)、青函トンネルの北海道側入口(湯の里知内信号場)を眺める展望塔が道の駅「しりうち」内の新幹線展望塔。青函トンネルは海を渡り道内に入ってからも福島町内はトンネルで通過し、ようやく知内町の…
北海道函館市汐首町、古代ローマの水道橋を思わせるような遺構が旧戸井線アーチ橋(汐首陸橋)。函館本線五稜郭駅から亀田郡戸井町(現・函館市戸井地区)の戸井駅を結ぶ鉄道が戸井線ですが、昭和19年の完成を目的に、昭和11年に着工…
北海道函館市臼尻町、国道278号の臼尻漁港近く、標高32m~50mの海食段丘上にあるのが垣ノ島遺跡(かきのしまいせき)。世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡」の構成資産のひとつで、縄文時代、定住開始期後半の集落遺跡です…
北海道函館市臼尻町、道の駅「縄文ロマン 南かやべ」に併設されるのが函館市縄文文化交流センター。北海道で唯一の国宝「中空土偶」など南茅部の縄文遺跡から出土した貴重な品々を収蔵展示する施設で、世界文化遺産「北海道・北東北の縄…
北海道函館市にある、北海道ドライブの玄関口が、津軽海峡フェリー・函館フェリーターミナル。青函連絡船の歴史を受け継ぐ、函館港〜青森港の津軽海峡ロード、本州と北海道をわずか90分で結ぶノスタルジック航路(函館〜大間航路)に就…
北海道函館市末広町にある、明治維新後に北海道の玄関口となった東浜桟橋(明治4年に築かれた旧桟橋)にある往時を偲ぶモチーフが北海道第一歩の地碑。昭和43年に開道100年を記念して建立された記念碑で、石川啄木なども、この桟橋…
北海道函館市末広町、函館市電の函館どつく前行きと谷地頭行きの分岐点である十字街停留場にあった操車塔を保存したのが函館市電旧操車塔。かつては交差点の北側(金森赤レンガ倉庫側)にありましたが、道路改良で、平成7年に南側(函館…
北海道函館市の市営の路面電車が函館市電。函館市企業局交通部が運行する軌道で、札幌市電とともに北海道遺産にも選定されています。明治30年12月12日、亀函馬車鉄道(きかんばしゃてつどう)が弁天町(現・函館どつく前)〜東川町…
幕末の安政元年(1854年)に完成した松前城の天守。日本で最後の和式天守の築城で、明治維新でも破却されずに残されましたが、昭和24年に城内にあった役場当直室からの失火で焼失。現在の天守は昭和36年の再建で、松前城資料館(…
北海道函館市にある開港の歴史を今に伝える建物が、幸坂に建つ旧ロシア領事館。現存する旧ロシア領事館は、日露戦争終結後の明治41年に完成したもの。帝政ロシア時代の華やかな雰囲気が漂う洋館は、ロシア革命後、大正14年以降はソ連…
北海道函館市、函館山山麓・元町から延びる坂の一つが二十間坂(にじゅっけんざか)。道幅が20間(約36m)あることが名の由来で、明治11年11月16日の大火(焼失戸数954戸)、明治12年12月6日の大火(焼失戸数2326…
北海道函館市元町、国の重要伝統的建造物群保存地区(函館市元町末広町伝統的建造物群保存地区)に指定される元町の函館ハリストス正教会と日本聖公会函館聖ヨハネ教会の間にある、小さく急な坂道がチャチャ登り。チャチャ(cyacya…
北海道函館市元町・末広町にある坂道が大三坂(だいさんざか)。道の両側にある擬洋風建築と石畳のエキゾチックな雰囲気で「坂の町」函館でもっとも絵になる場所ともいわれ、大三坂からチャチャ登りへと続く坂道は映画『夕陽の丘』(昭和…
北海道函館市元町にある坂が基坂(もといざか)。基坂の上には、松前藩時代には亀田番所、幕府直轄の時代には箱館奉行所、明治時代には開拓使の支庁、函館県庁、北海道庁支庁などの建物があり、一帯が箱館(明治維新後は函館)の中心だっ…
北海道函館市元町、古くは箱館奉行所、明治時代には函館出張開拓使庁が置かれていた場所に整備された公園が元町公園。室町時代には地方豪族・河野政通の箱型の館がここにあったのが箱館(はこだて=函館)の地名の由来になっています。園…
北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがり、大沼の北に位置する、標高1131mの活火山が駒ヶ岳。北海道駒ヶ岳(気象庁の呼び名)、蝦夷駒ヶ岳(えぞこまがたけ)、渡島駒ヶ岳(おしまこまがたけ)とも呼ばれる秀峰。かつては富士山のよう…
北海道亀田郡七飯町、大沼公園の小沼と蓴菜沼(じゅんさいぬま)の間にある、標高303.4mの日暮山(ひぐらしやま)の山頂にある展望台が日暮山展望台。眼下に小沼、その向こうに大沼が広がり、北側には、なだらかな裾野を広げる駒ヶ…
北海道函館市椴法華地区、恵山岬灯台のすぐ下の海岸にある、波打ち際の野趣あふれる露天風呂が水無海浜温泉(みずなしかいひんおんせん)。平成16年にリニューアルされていますが、浜石を配して水槽のように仕切られた混浴の浴槽がある…
北前船で繁栄した北海道江差町。天然の良港で、「江差の春は江戸にもない」というほど北前船の拠点として賑わったのは、港を守る鴎島(かもめじま)があったから。カモメが翼を広げたかたちをしている、海抜20m、周囲2.6kmの小島…
北海道茅部郡鹿部町にある間欠泉を中心に整備された公園がしかべ間歇泉公園。大正13年の温泉の試掘中に偶然発見された間欠泉で、道の駅にもなっています。鹿部町は大正7年創業の「鹿の湯」など随所に温泉が湧く温泉の町。そのシンボル…
北海道七飯町の大沼公園、大沼に浮かぶ島々のうち西大島の北東に設置されているのが「千の風になって」名曲誕生の地モニュメント。名曲『千の風になって』を作曲・訳詞した新井満(あらいまん)は、函館の友人の紹介で大沼公園に別荘を購…
北海道七飯町の大沼の湖畔にある公園。標高1133mの秀麗・駒ヶ岳をバックに、大沼、小沼、蓴菜沼(じゅんさいぬま)が広がる大沼国定公園の一部。アイヌ語のポロ・ト(poro-to=大きな・沼)、ポン・ト(pon-to=小さい…
北海道函館市の一角に建つのが戊辰戦争最後の戦いとなった箱館戦争で没した土方歳三(ひじかたとしぞう)終焉の地に立つ土方歳三最期の地碑。新選組副長として近藤勇を助け、のちに幕府主戦派の参謀格として連戦しながら北上。蝦夷共和国…