鴎島
北前船で繁栄した北海道江差町。天然の良港で、「江差の春は江戸にもない」というほど北前船の拠点として賑わったのは、港を守る鴎島(かもめじま)があったから。カモメが翼を広げたかたちをしている、海抜20m、周囲2.6kmの小島…
北前船で繁栄した北海道江差町。天然の良港で、「江差の春は江戸にもない」というほど北前船の拠点として賑わったのは、港を守る鴎島(かもめじま)があったから。カモメが翼を広げたかたちをしている、海抜20m、周囲2.6kmの小島…
姥神大神宮の創建は定かでありませんが地元の折居という名の老女(天変地異を未然に知らせる老女)を折居様と崇めたことに由来し、1447(文安4)年といわれています。つまりは北海道最古の神社。有名な『渡御祭』(8月9日〜11日…
江差の古い家並みの並ぶ旧国道1.1kmを「いにしえ街道」として整備していますがその拠点となる施設が江差町会所会館。旧江差町役場本庁舎は、北前船で繁栄する江差の町民が拠出した財源で、1845(弘化2)年に町会所(町役所)と…
江戸時代から明治30年代まで、江差で廻船問屋を営み松前藩きっての豪商だったのが関川家。関川家は初代・関川与左衛門が天和年間(1681年~1684年)に越後国頚城郡関川村(現在の新潟県妙高市関川)から松前城下に移って醸造業…
江戸時代に松前藩が交易を認めた湊は、江差、松前、箱館(函館)の3ヶ所。江差以北の産物は、明治3年に北前船が小樽まで延伸されるまで、江差に集中して集まることになり江差の湊には廻船問屋が軒を連ねました。その1軒が旧中村家住宅…
明治20年11月、檜山爾志郡役所(ひやまにしぐんやくしょ)兼江差警察署庁舎として落成した道内唯一現存する郡役所の庁舎。檜山爾志郡役所は、1678(延宝6)年、江差地方に自生する檜、翌檜(アスナロ)の伐採取締番所として、檜…
2019年9月20日(金)~9月21日(土)、江差町の江差文化会館大ホールで『第57回江差追分全国大会』が開催されます。江差追分の唄い手約350人が日本一を競う大会で、昭和38年に第1回が開催された、民謡の全国大会として…
文安4年(1447年)に創建と伝わる北海道最古の神社が江差町の姥神大神宮。社殿には北前船の繁栄を今に伝える船絵馬もかかります。毎年8月9日〜11日までの3日間、13台の豪華な山車や御輿(みこし)が町を練り歩く『姥神大神宮…
江戸時代から明治にかけて、「江差の五月は江戸にもない」といわれるほど北前船の交易(日本海大交易ルート)で栄えた江差。その江差湊(江差港)を天然の良港にしたのは、鴎島(かもめ島)があればこそ。江差のシンボル「かもめ島」と青…
北前船が西国と蝦夷地を往来した時代、江差の春として大いに賑わった江差湊。江差が天然の良港だった理由が、沖に天然の防波堤である鴎島(かもめじま)が浮かぶから。その鴎島にある航路標識が鴎島灯台です。