姫沼
北海道利尻富士町、利尻島の玄関口である鴛泊(おしどまり)港の南東約2km、原生林帯に囲まれた神秘的な沼が姫沼。オタトマリ沼と同様に爆裂火口の跡と推測されています。姫沼という名前は大正4年に姫鱒を放流したことに由来。エゾマ…
北海道利尻富士町、利尻島の玄関口である鴛泊(おしどまり)港の南東約2km、原生林帯に囲まれた神秘的な沼が姫沼。オタトマリ沼と同様に爆裂火口の跡と推測されています。姫沼という名前は大正4年に姫鱒を放流したことに由来。エゾマ…
北海道上川郡上川町にある知る人ぞ知る山上の湿原が浮島湿原(うきしましつげん)。浮島湿原は上川町の滝上町との境界沿い、標高850m~870mに広がる22haの湿原地帯。湿原周辺はエゾヒツジグサ、モウセンゴケなどの水生、湿性…
北海道紋別市、小向沼(こむけぬま)とも称されるオホーツク海沿いにある海跡湖がコムケ湖。地図を見るとよくわかりますが海岸沿いに西へと続く砂丘地帯(コムケ原生花園)の内側に屈曲した沼があり、これがアイヌ語で「コムケ・トー」(…
北海道湧別町、サロマ湖とオホーツク海を隔てる長大な砂州に人工的に開いた湖口に臨む展望台が龍宮台展望台。湖口開削により砂州は東西に分断されていますが、西側(湧別町側)の突端部の砂丘一帯は竜宮街道にちなんで竜宮台と命名され、…
北海道佐呂間町、サロマ湖の富武士港(とっぷしこう)を眼下にする展望台がピラオロ展望台。サロマ湖の湖畔を走る国道238号(オホーツクライン)の幌岩山入口近くにある展望台でアプローチも便利。コンクリート製の立派な施設の屋上が…
北海道のオホーツク海岸中部、紋別市と湧別町の境にあるオホーツク海と砂州で区切られた海跡湖がシブノツナイ湖。湖とオホーツク海は狭い砂州で隔てられますが砂州一帯は原生花園。ヤマトシジミなどの汽水性ベントスの生息地として、さら…
遠軽町丸瀬布の山中に落ちる滝。森林鉄道も運行する丸瀬布森林公園いこいの森から武利川沿いに続く道道1070号(上武利丸瀬布線)を南下すると、武利川の支沢に落差28mの山彦の滝が落ちています。裏側にまわって滝を眺めることがで…
北海道紋別郡遠軽町丸瀬布(まるせっぷ)にある森林公園が丸瀬布森林公園いこいの森。道道1070号(上武利丸瀬布線)沿いにあり、キャンプ場も併設するアウトドアレクリエーション施設。北海道遺産、経済産業省の近代化産業遺産にもな…
オホーツク海とサロマ湖に挟まれた細い砂洲(砂嘴)は、全体が竜宮街道原生花園になっており、その中央を戦前の国道、竜宮街道が通っています。今でこそサロマ湖は海でつながっている汽水湖ですが、それは人工的に砂洲の一部を掘削し、水…
北海道豊富町、サロベツ原野の東の高台にある、面積1416haという広大な牧場が豊富町大規模草地育成牧場(とよとみちょうおおきぼそうちぼくじょう)。5月下旬~10月下旬には、乳牛約1500頭が放牧されています。大陸的な波状…
北海道上士幌町、然別湖(しかりべつこ)近くにある周囲0.8km、標高810mの小さな湖が東雲湖(しののめこ)。オコタンペ湖(支笏洞爺国立公園)、オンネトー(阿寒国立公園)とともに「北海道三大秘湖」にも数えられる神秘的な湖…
北海道釧路町、釧路湿原の東端、釧路湿原の展望台のなかで、人気ナンバーワンの細岡展望台近くにある釧路湿原国立公園ビジターセンターが細岡ビジターズラウンジ。ウッディーな建物のなかでは、パネルなどを使い、湿原の成り立ちをわかり…
北海道増毛町(ましけちょう)にある、江戸時代中期の津軽藩による蝦夷地警備の陣屋跡が津軽藩増毛勤番越冬陣屋跡。文化4年(1807年)、徳川幕府はロシアの南下政策に対抗するため仙台、会津、南部、秋田、庄内の各藩に蝦夷地警備を…
北海道増毛町(ましけちょう)の鎮守社、増毛厳島神社(ましけいつくしまじんじゃ)。宝暦元年(1751年)、松前の商人・村山伝兵衛(能登国出身)が函館奉行所より増毛場所を請負、増毛に出張番屋を設け開始。この時、運上屋の守護神…
北海道帯広市街の南西(帯広中心部から車で50分)、日高山脈・十勝幌尻岳(1845.7m)の裾野に広がる帯広市営の公共育成牧場が八千代公共育成牧場。標高250m~380mの美しい波状丘陵を利用して、広大な牧草地が広がり、5…
北海道河東郡音更町(おとふけちょう)、家畜技術を研究する国の直轄施設(独立行政法人)である牧場が家畜改良センター十勝牧場(面積4100ha)。牧場入口には、1.3kmにもわたる美しい白樺並木のダート道が続き写真撮影に絶好…
北海道釧路市、釧路湿原の西端、北斗(ほくと)地区の高台にある釧路市営の展望台が釧路市湿原展望台。釧路湿原を眺める展望台のなかでは唯一の有料施設となっています。建物は湿原のヤチボウズ(谷地坊主)をモチーフに毛綱毅曠(もづな…
北海道釧路市、釧路湿原西端の釧路市湿原展望台から、さらに湿原側に派生した丘陵を利用して設けられた、一周2.5kmの遊歩道が釧路市湿原展望遊歩道。かなり上り下りがありますが、所要は1時間ほど。遊歩道の大部分は歩きやすい木道…
北海道標茶町(しべちゃちょう)、塘路湖(とうろ)の湖畔に建つ擬洋風の建物は、明治18年に建てられた北海道集治監釧路分監本館。集治監というのは、流徒刑を受けた人々を拘禁する施設。もともとは現在の標茶高校敷地内にありましたが…
北海道釧路町、釧路湿原の東端、細岡展望台の直下にある、JR釧網本線(せんもうほんせん/釧路〜川湯温泉〜知床斜里〜網走)の駅が釧路湿原駅。ログハウスの駅舎は湿原の名物で、観光シーズンには来駅記念のグッズや、観光記念入場券も…
北海道釧路町達古武、広大な釧路湿原の各所にある展望台のなかで、人気ナンバーワンの展望台が細岡展望台。湿原の東端の高台に位置し、「大観望」の別名で呼ばれるほど、眺望がいいのが自慢。湿原のなかを蛇行する釧路川を眼下にし、蛇行…
北海道釧路市、ラムサール条約にも登録される日本一広大な湿原、釧路湿原のなかで、もっとも原始性が高いエリアがコッタロ湿原。国立公園の特別保護地区に指定されています。湿原を横断する道道1060号(クチョロ原野塘路線)沿いの高…
北海道浜中町、霧多布島(きりたっぷとう)の西端、琵琶瀬湾に突き出した岬で、夏場は日没の名所となるのがアゼチ岬。霧多布島のもうひとつの岬、霧多布岬とは対照的に、訪れる人も少ない静かな場所です。馬の背状になった岬突端では、夏…
北海道浜中町、浜中湾と琵琶瀬湾を区切るように、太平洋に突き出した霧多布半島東端に位置する岬が霧多布岬(きりたっぷみさき)。正しくは湯沸岬(とうふつみさき)というが、「ゆわかし岬」と読む人が多いため、現在では霧多布岬と通称…