涙岬

涙岬

北海道浜中町、霧多布(きりたっぷ)の海岸線を走る道道123号(太平洋シーサイドライン)、立岩近くにある小さな岬が涙岬。その名の通り人の横顔のような岩で、波や霧で泣いているように見えることがその名の由来。厚岸(あっけし)の若者と、霧多布の網元の娘の悲恋物語が伝わる岬です。

お花畑を抜けると素敵な岬が!

涙岬
展望岬までは木道も整備されています

網元の娘に会うため霧多布に向かった若者の船は、この岬近くで座礁。
娘は、岬の断崖の上から若者の名前を呼び続け、いつしか岩となってしまったという悲しい伝説が残されています。
歴史ある伝説の証拠に、地形図にもちゃんと涙岬と記されているのです。

道道123号(太平洋シーサイドライン)沿いの駐車場から岬付近までハクサンチドリ、マイヅルソウ、コケモモ、センダイハギなどの咲く草原を抜ける木道も整備されており、涙岬と通称される岩を望む「展望岬」までの散策が可能(徒歩10分)。

道道123号(太平洋シーサイドライン)沿いの駐車場には立岩・涙岬という道路標示があるので、のんびりとドライブを。
ただし、夏の観光シーズンには、少し内陸は晴れていても、海岸沿いは海霧に覆われることが多いのとヒグマが出没するのが難点。

涙岬
名称 涙岬/なみだみさき
所在地 北海道厚岸郡浜中町藻散布
関連HP 浜中町公式ホームページ
電車・バスで JR厚岸駅からくしろバス霧多布温泉行きで41分、藻散布下車、徒歩30分で入口
ドライブで たんちょう釧路空港から約60km
駐車場 23台/無料
問い合わせ 浜中町商工観光課 TEL:0153-62-2239
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

涙岬

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