増毛厳島神社

増毛厳島神社

北海道増毛町(ましけちょう)の鎮守社、増毛厳島神社(ましけいつくしまじんじゃ)。宝暦元年(1751年)、松前の商人・村山伝兵衛(能登国出身)が函館奉行所より増毛場所を請負、増毛に出張番屋を設け開始。この時、運上屋の守護神(氏神)として祀ったのが弁財天で、増毛厳島神社の始まりです。

越後柏崎の宮大工が建てた社殿・彫刻が現存

増毛厳島神社

文化13年(1816年)、マシケ場所請負人で初代の伊達林右衛門(だてりんえもん)が安芸国(現在の広島県)宮島の厳島神社から市杵島姫命(いつきしまひめのみこと)の分霊を勧請し奉斎。
その後、文久元年(1861年)に社殿が再建され、明治9年に増毛郡総鎮守となっています。
明治32年に現在地に遷座し、明治34年に現存する総欅造の本殿(増毛町有形文化財)が新築されています。

越後柏崎の宮大工集団の手により、「鶴と松」「獅子と獏」の見事な彫刻は越後柏崎の彫刻師・4代篠田宗吉の作品。
焼失した柏崎の番神堂を再建した宮大工です。

鳥居には弘化二年(1845年)、マシケ支配人阿部喜兵衛と記され、ニシン漁や北前船による交易の歴史を今に伝えています。
ちなみに増毛という地名は、ニシンが群来(くき)ると海一面にカモメが飛ぶことから、アイヌ語で「かもめの多いところ」という意味のマシケイ(mas-ke=カモメ・の所)が転じて増毛になったもの。
元来は浜益(浜益毛)の地名でしたが、運上屋を現・増毛に移してから、ここが増毛と呼ばれるように。
留萌本線増毛駅があった時代には、入場券が「毛が増える」として人気だったことも。

名称 増毛厳島神社/ましけいつくしまじんじゃ
所在地 北海道増毛郡増毛町稲葉町3-38
ドライブで 深川留萌自動車道深川西ICから約56km
駐車場 増毛役場駐車場を利用
問い合わせ TEL:0164-53-2306
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