宗谷岬ウインドファーム

宗谷岬ウインドファーム

北海道稚内市、最北端の宗谷岬の背後に広がる北海道遺産に登録の宗谷丘陵(「宗谷丘陵の周氷河地形」)。その宗谷丘陵にあるのがユーラスエナジーグループの宗谷岬ウインドファーム。宗谷岬には北海道随一の波状丘陵が広がり、丘の上は見渡す限りの牧草地。そんな丘陵の尾根上に57基の風車が回っています(牧場内に47基)。

宗谷丘陵に展開する57基の風車群

宗谷岬周辺では年間平均風速7.5mを超える風が吹く地。
その風を利用し、平成17年11月15日に操業を開始したのが宗谷岬ウインドファームです。
総事業費は約120億円で日本最大の風力発電施設。
1基あたりの発電能力が 1000kWの風車を57基設置して発電していますが、これは一般家庭の4万1000世帯が消費する電力量に相当。
総出力は5万7000kWで、稚内市の年間消費電力の約6割に相当する電力ということに。

周氷河地形がもたらす波状丘陵と風車群という絶景を眺めるなら「宗谷周氷河ロード」という愛称のある道道889号上猿払清浜線、道道1077号稚内猿払線、「白い貝殻の道」を走りましょう。

道北一帯には、このほかオトンルイ風力発電所(幌延町/28基)、ユーラス苫前とままえウインドファーム(苫前町/20基)、さらきとまないウィンドファーム(稚内市/9基)、天北ウインドファーム(稚内市/10基)、稚内風力発電所(稚内市・ミルクロード沿い/2基)、稚内市水道事業風力発電所(稚内市・ミルクロード沿い/3基)、ユーラス浜頓別ウインドファーム(浜頓別町/3基)、ユーラス遠別ウインドファーム(遠別町/3基)などがあり、ドライブ途中に車窓から見かけることがあります。

宗谷岬ウインドファーム
宗谷岬ウインドファーム
名称 宗谷岬ウインドファーム/そうやみさきういんどふぁーむ
所在地 北海道稚内市宗谷岬
関連HP 稚内市公式ホームページ
ドライブで 稚内空港から約21km
問い合わせ 稚内市環境エネルギー課 TEL:0162-23-6161
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
宗谷丘陵

宗谷丘陵

宗谷岬南部に広がる丘陵地帯は、2万~1万年前に起こった地球最後の氷河期「ウルム氷河期」に氷河の周辺で、大地が溶けたり凍結したりを繰り返しながら生まれた波状丘陵。「宗谷丘陵の周氷河地形」として北海道遺産にも登録されています。丘の上には57基の

ゲストハウスアルメリア

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北海道稚内市、宗谷岬背後に広がる北海道遺産に登録された宗谷丘陵。その宗谷丘陵の丘の上に建つ「宗谷丘陵展望休憩施設」がゲストハウスアルメリア。風車が目印の建物で、併設のレストランではオリジナルブランド「宗谷黒牛」や稚内名物の「たこしゃぶ」など

宗谷岬牧場

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「宗谷丘陵の周氷河地形」として北海道遺産に登録される北海道稚内市、宗谷岬背後の波状丘陵。北海道の波状丘陵の多くは農地改良などで失われていますが、宗谷丘陵は、面積1800haという広大な宗谷岬牧場の牧草地、放牧地として転用されています。57基

白い道(宗谷丘陵)

白い道(宗谷丘陵)

北海道稚内市、北海道遺産にもなっている波状丘陵(周氷河地形)の広がる宗谷丘陵に配されているのが白い道(白い貝殻の道)。平成23年に、当時の稚内市産業観光課職員のアイデアで、宗谷牧場のオフロードにホタテの貝殻を砕いて敷き詰めたのが最初。訪れる

宗谷岬ウインドファーム

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