宗谷岬牧場

宗谷岬牧場

「宗谷丘陵の周氷河地形」として北海道遺産に登録される北海道稚内市、宗谷岬背後の波状丘陵。北海道の波状丘陵の多くは農地改良などで失われていますが、宗谷丘陵は、面積1800haという広大な宗谷岬牧場の牧草地、放牧地として転用されています。57基の風力発電の風車が回るなか、5月下旬〜10月下旬に肉牛が放牧されています。

氷河が生んだ波状丘陵が広大な牧場に!

宗谷岬牧場
牧草地に遊ぶ野生のエゾシカ

宗谷丘陵は、ウルム氷河期(地球最後の氷河時期)の末期に、地表が凍結、融解を繰り返して、なだらかに波打つ丘陵(波状丘陵)が誕生しました。
明治中期までは、丘陵は森林でしたが、ニシン漁全盛時代の伐採、相次ぐ山火事のため、笹が主体の草原となったもの。

そんな地形を生かし、周辺の酪農家から受託した肉牛を、草原に放牧し、海風を受けてミネラル豊富な草を食(は)んで健康な成牛へと育てるための公共育成牧場で、昭和59年から5年計画で農業用地として開発しました。

現在、宗谷岬牧場では、ホルスタイン種と黒毛和牛との一代交雑種(F1=first filial generatio)、黒毛和牛同士を交配した肉牛を飼育しています。
通常は、濃厚飼料を与えて14ヶ月~17ヶ月で成長させて出荷するのですが、宗谷岬牧場では、ミネラル分豊富な野草、牧草地で育てた自家産牧草などを24ヶ月~29ヶ月に渡って与え、のんびりと放牧させることによってストレスや病気を防いで育てているのです。
こうして育てた牛が「宗谷黒牛」(稚内ブランド認定)で、しっかりとした濃厚な赤身と、淡白な脂肪のハーモニーは、「ゲストハウスアルメリア」などで味わうことができます。

宗谷岬牧場
稚内ブランド認定の「宗谷黒牛」
名称 宗谷岬牧場/そうやみさきぼくじょう
所在地 北海道稚内市宗谷岬328
関連HP 宗谷岬牧場公式ホームページ
ドライブで 稚内空港から約22km
問い合わせ TEL:0162-76-2456/FAX:0162-76-2552
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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