第四音更川橋梁

第四音更川橋梁

北海道河東郡上士幌町、国道273号・鱒見トンネル北西側に位置するのが、第四音更川橋梁(だいよんおとふけがわきょうりょう)。帯広駅と十勝三股駅を結び、昭和14年11月18日に全線開業した士幌線の鉄道橋梁の遺構で、国の登録有形文化財に指定。

旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群のひとつ

三股盆地と通称される音更川の上流部、大雪山中の原生林帯は、倒木が多かったため、その搬出と十勝奥地の開拓を目的に、十勝三股駅まで士幌線を延伸しました。

昭和12年9月26日、清水谷駅~糠平駅間が延伸していますが、その延伸に向けて構築されたのが第四音更川橋梁で、昭和11年に完成した全長91mのアーチ橋です。

ぬかびら源泉郷から南へ4kmの場所にあります。

音更川に架かる部分は36mの鉄の桁橋でしたが、桁橋部分は撤去され、アーチ型のコンクリート部分だけがオブジェのように残されています。

国鉄士幌線では、旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群と幌加駅のホームが国の登録有形文化財に指定され(橋梁34基が北海道遺産にも選定)、なかでもタウシュベツ川橋梁は外国人観光客も多数訪れる観光スポットになっています。

幌加駅~十勝三股駅間にある第六音更川橋梁(全長96m、7連アーチで構成)は、十勝三股駅寄りの橋脚が激流に削られ、橋脚が崩落しています(周辺は立ち入り禁止)。

第四音更川橋梁
名称 第四音更川橋梁/だいよんおとふけがわきょうりょう
所在地 北海道河東郡上士幌町黒石平
関連HP 上士幌町公式ホームページ
ドライブで 道東自動車道音更帯広ICから約48km
問い合わせ 上士幌町商工観光課 TEL:01564-2-2111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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