家畜改良センター十勝牧場

家畜改良センター十勝牧場

北海道河東郡音更町(おとふけちょう)、家畜技術を研究する国の直轄施設(独立行政法人)である牧場が家畜改良センター十勝牧場(面積4100ha)。牧場入口には、1.3kmにもわたる美しい白樺並木のダート道が続き写真撮影に絶好。場内の散策は自由で(家畜伝染病発生時には入場できません)。変化に富んだ牧場風景を楽しむことができます。

牧場奥の十勝牧場展望台へ!

独立行政法人家畜改良センター十勝牧場は、肉用牛(黒毛和種)、乳用牛(ホルスタイン種)、農用馬(ブルトン種、ペルシュロン種)、乗用馬(アラブ種)、日本在来馬(北海道和種、木曽馬、対州馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬)、めん羊(サフォーク種)について畜産新技術を活用した改良増殖を行なう施設。
優良な種畜やその精液を全国に供給するほか、優良な飼料作物種子の増殖も行なっています。

公共育成牧場として日本最大を誇るナイタイ高原牧場が総面積1700haですが、家畜改良センター十勝牧場は、なんと4100ha。
実は、「日本最大の牧場」といえるのがここなのです。
十勝牧場は、明治43年、原種馬の改良と繁殖を目的に内閣馬政局管轄の「種馬牧場」として創設された歴史ある牧場ですが、開場当時は9700町歩(9620ha)と、現在の2倍以上という広大な牧場でした。
牧場の事務所に隣接して創建当時(種馬牧場時代)の旧庁舎も現存しているので、時間があれば外観の見学を。

場内にめぐらされた車道の両脇に、寄り添うように立つ古木が、夫婦柏。
ここを抜けると、眺望抜群の十勝牧場展望台に到着します。
展望台からは、広大な牧場と大雪山系の山々、十勝連峰の大パノラマを得ることができます。
展望台の周辺は馬の放牧地で、初夏から晩秋まで草原に馬が放牧されています。

時折聞こえてくる轟音は、陸上自衛隊・然別演習場(しかりべつえんしゅうじょう=鹿追町)での迫撃砲の射撃や戦車の射撃訓練の音。

各家畜の基地、放牧地、牧草地などは立入禁止になっているので、マナーを守って見学を。
また売店などの施設はありません。

ちなみに、十勝牧場が開場した明治43年11月にフランスから輸入されたペルシュロン種の種雄馬3頭のうちの1頭が、十勝の重種系馬の改良に大きな功績を残した「イレネー号」。
昭和3年に事故死するまでの18年間に1074頭と交配され、597頭の産駒を出しています。

十勝ばんえい競馬場の入口に銅像が立ち、ばんえい競馬のデビュー初年度の明け3歳最強を決める重賞レースに「イレネー記念」(ばんえいの最高峰「BG1」)が創設されています。

名称 家畜改良センター十勝牧場/かちくかいりょうせんたーとかちぼくじょう
所在地 北海道河東郡音更町駒場並木8-1
関連HP 家畜改良センター十勝牧場公式ホームページ
電車・バスで JR帯広駅前から北海道拓殖バス鹿追行き、新得駅前行き、然別湖行きで35分、十勝牧場下車、すぐ
ドライブで とかち帯広空港から約40km
駐車場 20台/無料
問い合わせ TEL:0155-44-2131/FAX:0155-44-2215
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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