イチイの巨木が出迎える!「オンコ公園」
岐阜県飛騨地方の一位一刀彫(いちいいっとうぼり)で名高いイチイの木。緻密で狂いが生じにくく加工しやすい、光沢があって美しいことから様々に加工されてきました。アイヌ語ではクネニ(ku・ne・ni)=弓・になる・木。アイヌは…
岐阜県飛騨地方の一位一刀彫(いちいいっとうぼり)で名高いイチイの木。緻密で狂いが生じにくく加工しやすい、光沢があって美しいことから様々に加工されてきました。アイヌ語ではクネニ(ku・ne・ni)=弓・になる・木。アイヌは…
陸(おか)からマッコウクジラの潮吹きを視認できる場所は、世界的に見てもレア。 というのも歯のある動物では世界最大というマッコウクジラは、その生涯の3分の2を深海で過ごし、2000mは潜るから。 つまり、「陸地近くに深海が…
正月を過ぎると沖縄で開花が始まる日本列島の桜。 「桜前線北上中」なんて言葉がありますが、その北上した桜前線の「最後の最後」が世界遺産に登録される知床羅臼の山中です。
知床の語源は先住民族であるアイヌの言葉に由来し、「地の果ての尽きるところ」を意味します。その名のとおり、厳しい自然と人を寄せ付けない地形が、陸域から海域に繋がる、比類ない生態系を育んでいます。ー『知床』の世界自然遺産登録…
旅行雑誌や旅行代理店のパンフレットに「シリエトク、大地の果てるところ」などというかっこいいフレーズが並んでいます。 実は、これは、ウソといったら驚かれるでしょうか。
まずは「羅臼の宿まるみ」のご主人・湊謙一さんにご登場いただこう。 なぜなら、この企画、湊さんの強い要望で始まったものなのだから。 まずは、湊さんの次なる言葉から。
かつて加藤登紀子さんが歌い知床ブームを呼ぶほどのヒット曲となった『知床旅情』。 (そんな曲知らないという若い人は、知床に旅立つ前にぜひYouTubeでチェックしてみて下さい) その歌詞のなかに、「はるかクナシリに白夜は明…
東に行くと夜明が早いのはなんとなく理解できます。太陽が昇る方向に近い場所なんだから。 じゃあ、日没も早いかといえばそうじゃないようで・・。
「知床に行くのですが気候がよくわかりません」という質問をよく耳にします。 さらに、Facebookなどに「北海道にバイクで行きます。服装は?」なんて書き込もうものなら、いろんな意見がオンパレード。 多くは「涼しい北海道と…
暑い夏の日が続くと、「どこか涼しいところ行きたいな」という想いがつのります。実は平地で「日本一涼しい場所」が北海道東部、根室・釧路地方です。 釧路市街を取材したときに耳にしたこんな笑い話が・・・。 「釧路では気温が20度…
【麻布町】(あざぶちょう) オ・タッニ・オ・マップ(o・tatni・oma・p)=川尻に・樺の木が・ある・もの(川)。羅臼町の字名です。以前は於尋麻布(おたずねまっぷ)という字が充てられていましたが、昭和36年にその地名…
世界遺産知床を目ざして、知床半島にやって来る旅人にはいろんな人がいます。取材中に出会った旅人のなかでも、ちょっぴり異色の人が、Sさん。
ウトロ漁港の一画に小さな店があります。 ウトロ漁協組合の建物の一角を店舗とする「ウトロ漁協婦人部食堂」がそれ。その名の通り、店を切り盛りするのはウトロ漁協婦人部の女性たち。開業してから50年近くという歴史を誇ります。 旬…
知床五湖・高架木道MAPです。知床五湖は、ヒグマの生息地のためこれまで探勝する人と、ヒグマとの遭遇が問題となっていました。とくに5月〜7月はヒグマの活動期に当たるため、知床五湖周辺には頻繁に姿を見せるのです。
世界遺産知床、ウトロ側ナンバーワンの探勝スポットが知床五湖です。 その探勝方法はふたつ、ひとつは地上遊歩道、そしてもうひとつが全長800mの高架木道です。
知床が世界遺産に登録された理由の一つがオジロワシ、オオワシの越冬地であること。そのうち、オジロワシに関しては漁業資源の豊富な根室海峡側では夏場でも日常的に観察することができます。
知床が世界自然遺産に登録される理由の一つに、「国際的な希少種であるシマフクロウやオオワシ、オジロワシの繁殖地・越冬地となっていること」が挙げられます。 オジロワシやオオワシは、冬季に世界遺産・知床羅臼を中心とした知床半島…
世界遺産知床の羅臼側、北海道道87号知床公園羅臼線の終点が相泊(あいどまり)です。羅臼町側でもこの先は住む家もなく道路もありません。この先、海岸沿いにあるのは番屋(漁業用の作業施設)だけです。 そんな相泊には「キケン道な…
女満別空港から世界遺産・知床羅臼へのアプローチは、ウトロ経由が一般的。しかし、あくまでこては観光周回ルートの話で、時間的には知床横断道経由だと時間が余分にかかることに(しかも知床横断道路閉鎖期間の冬季は使えません)。時間…
お盆を過ぎると、知床はめっきり秋の気配に。8月下旬頃にはサケ・マス(鮭鱒)が川を遡上するようになります。ウトロ周辺の川ならどこでも見学ができますが、よく利用されるのは「オンネベツ川鮭鱒観覧施設」。
世界遺産知床の中でもダントツに賑やかなウトロ地区。大型ホテルが林立し、ツアー客をのせた観光バスが行き交います。そんなウトロ地区の入口に隠れた秘瀑があります。それが三段の滝。
世界遺産知床のウトロ側の玄関口である斜里市街(釧網本線知床斜里駅)のすぐ東側に広がる原生花園が以久科原生花園(げんせいかえん)。女満別空港や網走市街から知床・ウトロへの移動途中に絶好の寄り道ポイントになっています。
女満別空港からウトロへのアクセスルートは、数え切れないほど多彩。今回は花のシーズンであることを前提にした原生花園探勝ルートを紹介しましょう。釧網本線の藻琴駅、北浜駅、原生花園駅、小清水駅、止別駅などはすべてレストスポット…
女満別空港からウトロへは網走経由でひたすら国道を走る人が多いのですが、これでは大型バスのお尻に付いたりと面白みにやや欠けます。 さらに女満別と知床を結ぶといわれる知床国道(国道334号)も道道が国道に昇格した道で、東藻琴…