北黄金貝塚情報センター

北黄金貝塚情報センター

北海道伊達市北黄金町、世界遺産「北海道・北東北の​縄文遺跡群」の構成資産のひとつ北黄金貝塚のガイダンス施設が、史跡北黄金貝塚公園にある北黄金貝塚情報センター。北黄金貝塚から出土した、世界最古ともいわれる骨刀(エゾシカやクジラの骨を加工した刀)、土器などを展示しています。

ガイドと体験メニューの利用がおすすめ

北黄金貝塚情報センター
出土した礫石器(すり石や石皿)も展示/JOMON ARCHIVES(伊達市教育委員会撮影)
北黄金貝塚情報センター
装飾品や世界最古ともいわれる骨刀の展示も/JOMON ARCHIVES(伊達市教育委員会撮影)

噴火湾(内浦湾)沿いには、縄文海進期に海に臨む台地上に入江貝塚、高砂貝塚(ともに洞爺湖町、世界遺産「北海道・北東北の​縄文遺跡群」の構成資産)、北黄金貝塚など数多くの縄文遺跡がありますが、北黄金貝塚は、北海道に点在する縄文貝塚の5分の1の面積を占める巨大貝塚、縄文集落です(総面積30ha、うち10haが史跡北黄金貝塚公園)。
「北海道・北東北の​縄文遺跡群」として世界遺産になる17の縄文遺跡ですが、本州側の11遺跡は、農耕を主とする弥生時代に移行しますが、海を隔てた北海道(世界遺産は6遺跡)では続縄文時代、擦文時代(さつもんじだい/7世紀〜13世紀、本州の古墳文化・土師器などの影響を受けた北海道独自の文化)、鎌倉時代以降のアイヌと、狩猟を主とする文化が継続していきます。

そうした境界が何だったのかを知る手がかりが多いのが北黄金貝塚。
縄文文化の豊かな精神性がアイヌなど後世にどう受け継がれたのかも注目のひとつ。

北黄金貝塚情報センターには、貝塚の貝層、墓などの様子が再現されるほか、出土品や写真パネルなどが展示され、縄文人とその世界について知ることができます。
模擬体験発掘、釣針づくり、勾玉づくり、黒曜石のナイフづくりなどの体験メニューも用意。
有料ですが北黄金貝塚のガイドも可能なので、個人旅行でもガイドと体験のセットがおすすめです(事前の確認を)。

北黄金貝塚情報センター
クジラの骨でできた刀/JOMON ARCHIVES(伊達市教育委員会所蔵)
北黄金貝塚情報センター
名称 北黄金貝塚情報センター/きたこがねかいづかじょうほうせんたー
所在地 北海道伊達市北黄金町75
関連HP 伊達市公式ホームページ
電車・バスで JR黄金駅から道南バス伊達駅前、洞爺湖温泉行きで5分、北黄金貝塚公園前下車
ドライブで 道央自動車道室蘭ICから約7.5km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 北黄金貝塚情報センター TEL:0142-24-2122/FAX:0142-24-2122
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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