十勝中央大橋(白鳥大橋)

北海道音更町(おとふけちょう)と幕別町の境を流れる十勝川に架る橋長772.5mの橋が十勝中央大橋。国道38号と十勝川温泉を結ぶ十勝中央地区広域農道の橋で、冬季に白鳥が集まる場所、そして美しい斜張橋に張られたロープが白鳥の翼を思わせるということから白鳥大橋という愛称が付いています。

河畔のアクアパークには冬季に白鳥が集結

流域面積で日本第6位(北海道では石狩川に次いで2位)の十勝川。
十勝中央大橋はその中流域に架る橋で、中流域では音更川、札内川、士幌川、途別川などの支流が合流しています。
十勝中央大橋の少し上流で、士幌川、少し下流で途別川が合流し、下流側の池田町には千代田堰堤(千代田頭首工から灌漑用水を取水)があります。
また、十勝中央大橋の下流側の河畔にはハルニレやケショウヤナギが茂り、美しい景観となっています。
また、中流域の十勝川には砂礫底でゆるやかな流れを好むエゾウグイが生息。
また周辺には幕別ふ化場、札内ふ化場別のサケの孵化場も設置され、稚魚の放流は6000万尾と道内一を誇っています。

十勝中央大橋の音更町側(十勝川温泉)河川敷には、アクアパークが整備され、冬〜春(11月初旬頃〜5月初旬)はハクチョウが飛来する越冬地となっています(立ち入りが制限される場合も)。
ダイヤモンドダスト、川霧(12月下旬〜2月下旬)などの撮影もこのアクアパークが人気です。

名称 十勝中央大橋(白鳥大橋)/とかちちゅうおうおおはし(はくちょうおおはし)
所在地 北海道中川郡幕別町千住・河東郡音更町
電車・バスで JR札内駅からタクシーで10分
ドライブで 道東自動車道音更帯広ICから約14km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
十勝川

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大雪山系十勝岳(2077m)の南斜面を源流に、豊頃町で太平洋に注ぐまで、十勝平野を潤す北海道屈指の長大な河川が十勝川。幹川流路延長は156kmで、北海道第3位、日本第16位、流域面積9010平方キロは石狩川に次いで北海道第2位の規模で、日本

十勝川温泉アクアパーク

十勝川温泉アクアパーク

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