知床・羅臼(北海道目梨郡羅臼町)で、観光船「アルラン3世」を操舵する高橋幸雄船長(羅臼で最初に始めたホエールウォッチング船の船長)によれば、白いシャチが2026年は2年ぶりに根室海峡にやってきたとのこと。6月22日(月)も午後便で白いシャチに遭遇、今シーズン4度目の出会いとなったとのこと。
7月中旬にはマッコウクジラも登場


世界自然遺産に登録され、世界的にも注目される知床ですが、登録の理由は、「流氷がもたらす生態系」。
その登録理由を最大限に具現化したのが、根室海峡に夏場に現れるシャチの群れとマッコウクジラです。
根室海峡は巨大なプールとなって流氷がGW頃まで留まり、春の日差しを浴びて、植物性のプランクトンが爆発的に増加。
それを目当てに動物性のプランクトンが、魚類が・・・と、生態系を築いているのです。
海の生態系の頂点に立つのがシャチ。
アイヌの人々がレプンカムイ(沖の神)と呼んだ「海の王者」、世界的にも陸近くでシャチの群遊を目にできるのは羅臼だけで海外からも多くの人がやって来ます。
実は、ヨーロッパを中心とする訪日外国人の目的は群れをなして泳ぐシャチ。
羅臼では港を出てから30分ほどでシャチの群れに遭遇するケースが多いのです。
6月22日(月)の午後便も羅臼沖2.5マイル(4km)ほどの場所。
羅臼港を出たと思ったら、シャチがいたという感じで、しかも白いシャチに遭遇という、状況だったとか。
動物の体が白くなる原因には、遺伝的な理由でメラニン色素が作れなくなる「アルビノ種」がありますが、根室海峡に訪れるシャチがなぜ白いのか、研究者たちにもよくわかっていません。
根室海峡で白いシャチが目撃されるのは、2019年から。
7月も半ばになると主役はシャチからマッコウクジラに移るので、シャチの観察を希望するなら7月上旬ころまでが狙い目です。
運が良ければシャチとマッコウクジラの両方を見ることができるのが7月ということに。
アルラン3世は、もともと国土交通省認可の航路を有した観光船。
旅客船協会にも加盟して、安心安全の観光船といえるでしょう。
取材・画像協力/アルラン3世・高橋幸雄船長
| 【知床・羅臼発】2年ぶりに白いシャチが知床に! | |
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