網走市卯原内(うばらない)の西網走コミュニティセンターに併設の施設が網走市鉄道記念館。サロマ湖、オホーツク海、能取湖の沿岸を走った湧網線(ゆうもうせん)は昭和62年に廃線となり、同時に卯原内駅も廃止となりましたが、駅の跡地は卯原内交通公園として整備され、ホームが保存され、SLが配されています。
湧網線卯原内駅跡が交通公園に
卯原内の網走市鉄道記念館に静態保存・展示されているのは、9600形蒸気機関車49643号機とそれに連結して二重窓化等の耐寒改造など北海道向けに改造されたオハ47形オハ47-508。
9600形蒸気機関車は、大正9年度に川崎造船所で製造されたもの。
交通公園に隣接するのがバスターミナルを兼ねた網走市鉄道記念館。
2階には湧網線関連資料が展示されています。
中湧別駅で名寄本線から分岐し、サロマ湖、オホーツク海、能取湖の沿岸を走り、網走を結んだ国鉄湧網線。
卯原内駅周辺は、北海道一周の周遊券の旅を使った時代に、のんびりと走るディゼルカーの車窓から能取湖を眺めた場所です。
北海道屈指の絶景路線だった湧網線の跡地は、サイクリングロード(道道1087号網走常呂自転車道線/網走市大曲1丁目〜北見市常呂町東浜=全長25.2km)として再生されています。
卯原内交通公園・網走市鉄道記念館 | |
名称 | 卯原内交通公園・網走市鉄道記念館/うばらないこうつうこうえん・あばしりしてつどうきねんかん |
所在地 | 北海道網走市卯原内89-1 |
関連HP | 網走市公式ホームページ |
ドライブで | 女満別空港から約19km |
駐車場 | 100台/無料 |
問い合わせ | 西網走コミュニティセンター TEL:0152‐47-2830 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |