アゼチ岬

アゼチ岬

北海道浜中町、霧多布島(きりたっぷとう)の西端、琵琶瀬湾に突き出した岬で、夏場は日没の名所となるのがアゼチ岬。霧多布島のもうひとつの岬、霧多布岬とは対照的に、訪れる人も少ない静かな場所です。馬の背状になった岬突端では、夏なら潮風に揺れるエゾフウロなどの可憐な花が咲き、道東らしい秘岬の雰囲気が漂います。

眼前にゴメ島、嶮暮帰島、小島を眺望

アゼチ岬

アゼチ岬からは、晴れていれば、正面にゴメ島、嶮暮帰島(けんぼっきとう)を眺望。
また周辺の草原は花の宝庫で、エゾカンゾウ、ヒオウギアヤメなどが咲きます。
花の見頃は、6月中旬~7月中旬にかけて。

夏の昆布漁が盛んな時期には、早朝に昆布船の出漁風景を見ることもできます。

目の前の小島はエトピリカの営巣地にもなっています。
夏の観光シーズンには海霧がかかることも多く、幻想的な光景が展開。

霧多布島には地元の学校給食にも使われる「小松牛乳」を製造する小松牧場がありますが、その放牧地がアゼチ岬から東側にかけて海岸台地上の牧草地。
海霧がかかることでミネラルたっぷりのヨモギなどが育ち、それを食べて牛が健康的に育つのだとか。
夕方になると牧舎に戻されます。

アゼチ岬
名称 アゼチ岬/あぜちみさき
所在地 北海道厚岸郡浜中町湯沸
関連HP 浜中町観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR浜中駅からくしろバス霧多布温泉行きで18分、役場前下車、徒歩20分
ドライブで たんちょう釧路空港から約99km
駐車場 41台/無料
問い合わせ 浜中町観光協会 TEL:0153−62-2111/FAX:0153-62-2229
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
霧多布岬

霧多布岬

北海道浜中町、浜中湾と琵琶瀬湾を区切るように、太平洋に突き出した霧多布半島東端に位置する岬が霧多布岬(きりたっぷみさき)。正しくは湯沸岬(とうふつみさき)というが、「ゆわかし岬」と読む人が多いため、現在では霧多布岬と通称されています。トッカ

霧多布岬

日本にも野生のラッコが生息! 霧多布岬で子育て中!

現在、国内で飼育されているのは3匹だけで水族館からも姿を消しつつあるラッコですが、実は北海道の根室半島(根室市)と霧多布岬(浜中町)では、野生のラッコ(チシマラッコ)が姿を見せています。とくに霧多布岬の夫婦は、2024年6月現在、仲良く子育

アゼチ岬

ABOUTこの記事をかいた人

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!