旧笹浪家住宅
笹浪家は上ノ国で代々鰊漁などを営んできた旧家。初代は享保年間(1716年~1735年)に能登国珠洲郡笹波村(ささなみむら=現・石川県珠洲市笹波町)から松前福山に渡り、その後、上ノ国に移り住んだのだとか。現存する建物は、1…
笹浪家は上ノ国で代々鰊漁などを営んできた旧家。初代は享保年間(1716年~1735年)に能登国珠洲郡笹波村(ささなみむら=現・石川県珠洲市笹波町)から松前福山に渡り、その後、上ノ国に移り住んだのだとか。現存する建物は、1…
北海道上ノ国町(かみのくにちょう)の国道228号沿いにある「道の駅上ノ国もんじゅ」2階のレストラン。幅19m、高さ2.7mのパノラマウィンドウから日本海を一望にし、夕日が絶景で有名。晴れた日には奥尻島まで眺望。レストラン…
上ノ国町(かみのくにちょう)の中世の天然の良港、大澗(おおま)の西、大澗ノ崎にある道の駅。国道228号は夷王山の山麓を走りますが夷王山の北麓に位置するのが道の駅上ノ国もんじゅ。1階には水産加工品や農産物を直売する物産販売…
上ノ国町の夷王山(いおうざん)山上に広がる中世の館跡、勝山館跡。館跡の周辺に白い杭が立っていますが、これは中世の山城、勝山館に暮らした和人(注/和人という言葉は18世紀末に徳川幕府が東蝦夷地を直轄した以降に見られる比較的…
夷王山山頂直下、夷王山駐車場に隣接して建つ勝山館のガイダンス施設。「上ノ国の中世の館(たて)」として北海道遺産にも登録される勝山館・夷王山墳墓群の発掘調査から、北海道の知られざる歴史が次第に明らかになってきました。発掘調…
「上ノ国の中世の館(たて)」として「北海道遺産」に登録される中世の山城。松前藩の礎を築いた武田信広(武田信廣)の館跡です。標高159.1mの夷王山(いおうざん)から北東に伸びる尾根上に、和人とアイヌが混住していたと推測さ…
北海道・上ノ国町(かみのくにちょう)の背後にそびえる山が標高159.2mの夷王山。中世の北海道は夷島(えぞがしま)と呼ばれていましたが、夷の王の山が夷王山で、山頂の直下には松前城が築かれる以前の山城、勝山館(かつやまだて…
最北の城下町・松前には、残念ながら城下町らしい町並みが残されていません。往時の雰囲気を残すのは松前城の北側(山側)に位置する寺町。松前城が福山城といわれる館(やかた)時代から、館を守る防備としての役割を担った寺院群です。…
「北の小京都」といわれる松前の寺町に建つ曹洞宗の寺で、1625(寛永2)年の創建。京から輿入れした2代藩主・松前公広(まつまえきんひろ=城下町を整備)の正室・桂姫(大納言大炊御門資賢の娘)が、亡くなった長男の冥福を祈って…
光善寺は、1575(天正3)年建立の浄土宗の寺(百万遍忍教寺の末寺)で松前城北の寺町にあります。創建当初は高山寺と名乗っていましたが、1621(元和7)年、時の後水尾天皇から高徳山光善寺の号を賜わり改称しています。藩政時…
松前にある武田信広(武田信廣)を祭神とする神社。松前家は寺町の一角に松世祠を設けていましたが、明治12年、地元から武田信広を祭神とする神社の創建の願いが開拓使に出され、旧松前城北の丸を境内地として社殿を建立。つまり松前藩…
4月下旬、松前町商工観光課の公園担当職員が、松前城前の「桜前線本道上陸標準木」(ソメイヨシノ)の開花を確認。松前公園の開花宣言が行なわれます。「松前公園の開花宣言」、つまりは、北海道に桜前線が上陸したことになります。
松前城の本丸にあって松前藩の政庁だったのが表御殿。表御殿は、明治維新後は明治8年に開校した松城小学校校舎として使用され、明治33年の新校舎建築にあたって撤去されました。表御殿の玄関部分のみ新築された小学校の正面玄関に再利…
松前城(福山城)本丸御殿の正門。切妻造り、銅板葺きの櫓門です。1849(嘉永2)年、江戸時代初期の城郭を取り壊し、北方防備を重視して新しい城郭を建設した際の門。石垣は凝灰岩を方形に加工し、隙間なく石をすり合わせて積んだ美…
松前城を中心に、その背後に防御目的もあったという寺町、そして観光施設「松前藩屋敷」を含む21万3500平方メートルのという広大な公園。「桜見本園」、「新桜見本園」やバラ園(開花は7月~9月)、ボタン園(開花は6月中旬)も…
松前から上ノ国にかけては、北海道では最初に和人が定住した場所で、松前という地名はアイヌ語の「マツ・オマ・イ」(婦人・居る・ところ=永田地名解)に由来。つまり、先住民であるアイヌが住む地に、和人の女性が共存したという珍しい…
「函館をにぎる」がモットーで、自ら「グルメ回転寿司」をキャッチフレーズにする北海道・函館の宇賀浦が本店の「函太郎」(かんたろう)。旬のネタを大きめに、そしてシャリをこぶりに、さらに炊きたての御飯をにぎるというのが「函太郎…
津軽海峡フェリー(本社:函館市)では、津軽海峡ロード「青森~函館」航路に就航する「びなす」の代替船として、2017年3月11日(土)函館発18便(17:30)から、新造フェリー「ブルーハピネス」(8800トン)を就航。「…
標高334m、津軽海峡に突き出し、函館市街を見下ろす位置にあるのが、函館山。函館山からの夜景は、ナポリ、香港と並ぶ「世界三大夜景」にも数えられています。この夜景を楽しむのに便利なのが、山麓と山頂(高低差278.5m、最大…
函館、湯の川温泉の豊富な温泉を利用した熱帯植物園。敷地内に10本の源泉があり、その温泉熱を熱帯植物の育成に活用しています。温室ではバナナやパイナップルなどなじみのものから、珍しいパンの木、アイスクリームの木など熱帯性の植…
2024年11月30日(土)〜12月25日(水)、北海道函館市で『2024はこだてクリスマスファンタジー』。赤レンガ倉庫群前海上に巨大なクリスマスツリーが飾られ、毎日18:00頃からツリー点灯と花火の競演が行なわれる恒例…
2024年12月1日(日)~2025年2月28日(金)、函館市の五稜郭で『五稜星の夢イルミネーション』。地上に輝く大きな五稜星が五稜郭。幕末に北方警備のために築かれた星型の洋式城郭で、特別史跡の五稜郭に2000個の電球で…
2024年12月1日(日)〜2025年5月ゴールデンウィーク頃、函館市熱帯植物園で『サル山温泉』。地獄谷野猿公苑(長野県山ノ内町)の温泉につかる猿は、Snow Monkeysとして今や世界的に有名です。ところがどっこい、…
「四稜郭(しりょうかく)を知っていますか?」この質問を函館界隈の観光関係者に投げかけると、なぜ、そんな当たり前のことを聞くのかという顔で、「もちろん知ってますよ。ほら、小さいですがパンフにも載っています」なんて答えが必ず…