知床五湖
知床連山の麓、原生林のなかに点在する5つの不定型の湖。個々に固有の名はなく、一湖、二湖と呼ばれています。流入、流出する川はなく、実に神秘的。五湖の水は湖底の岩を伝い、知床半島の断崖(五湖の断崖)にしみ出しています。5つの…
知床連山の麓、原生林のなかに点在する5つの不定型の湖。個々に固有の名はなく、一湖、二湖と呼ばれています。流入、流出する川はなく、実に神秘的。五湖の水は湖底の岩を伝い、知床半島の断崖(五湖の断崖)にしみ出しています。5つの…
知床五湖駐車場を起点とした全長800mの高架木道の終点にある展望台。道産のカラマツ材使用の展望テラスで、知床五湖を歩く地上遊歩道から合流するゲートも設けられています(高架木道側からの進入は不可)。湖畔展望台からは一湖越し…
網走市街の北、約10kmのところにある静かな岬。岬一帯は市営美岬牧場(しえいみさきぼくじょう)になっていて、牛や馬が放牧されるのどかな風景と、夏にはエゾカンゾウなどの花々も楽しめる別天地。網走方面から能取岬へ向かう美岬ラ…
高倉健主演の映画『網走番外地』(昭和40年/東映)以来、すっかり観光名所として定着した、網走刑務所。赤レンガの壁に、網走刑務所と書かれた看板がかかる正門は、記念撮影に絶好のポイントになっています。
明治時代から現在に至るまで、北海道ゆかりの文学者の足跡を幅広く紹介する文学館で緑豊かな中島公園に建っています。国木田独歩(くにきだどっぽ)、有島武郎(ありしまたけお)、原田康子、渡辺淳一などの小説家から、詩人、俳人、歌人…
札幌市街の知事公館西隣にある道立の美術館。岩橋英遠、片岡球子、木田金次郎、神田日勝など北海道ゆかりの美術作品をはじめ、パスキンを中心とするエコール・ド・パリの作品、アール・ヌーヴォーから現代までの国内外のガラス工芸など、…
札幌農学校の演武場として明治11年に建てられた、国の重要文化財。設計、監督は、当時の開拓使工業局が担当。意匠は簡素で、デコレーションの少ないアメリカ中・西部の建築様式の影響を受けています。時計台の時計は振り子時計で、おも…
世界のジャンパーが競い合う大倉山のジャンプ競技場。昭和47年の冬季オリンピック札幌大会のジャンプ競技場としても有名。競技開催日、公式練習日などを除き、ペアリフトでジャンプ台の上(頂上)に上がることが可能です。頂上には展望…
札幌の中島公園に建つ瀟洒な洋館で、国の重要文化財。明治13年に開拓使が洋風ホテルとして建てたもので、創建時には、大通西1丁目(現在の札幌市民ホール)にありましたが、昭和33年、現在地に移築されています。貸室利用も可能で、…
クラーク博士の提唱で、明治19年、豊平川扇状地の地形をそのまま活かして造られた、広さ13haの植物園。開拓時代そのままの美しい自然林は、今やビル街になってしまった札幌の100年以上前にタイムスリップできます。園内では北海…
札幌市街の中央を東西に貫き西1丁目から西12丁目まで続く、幅105m、全長1500mの公園が、大通公園。もともとは「火防線」と呼ばれる防火地帯で、碁盤目状の市街を整備する基準となっています。その大通公園の東端に建つのが、…
明治21年に完成した、平井晴二郎設計のアメリカ風ネオ・バロック様式の洋館。代表的な明治建築の洋館として、国の重要文化財に指定されています。「赤レンガ庁舎」の名で親しまれ、1階が「道立文書館」、2階は歴代の長官、知事の執務…
函館山の西端、函館港を見下ろすひっそりとした高台にある箱館(函館)の開口の歴史を伝える墓地。墓地に葬られているのは、幕末の開港とともに来日し、日本で没した外国人たちで、1854(嘉永7)年、ペリーが箱館(現在の函館)に来…
箱館(現・函館)の基坂(もといざか)の上にあった箱館奉行所脇の八幡宮が、1804(文治元)年の奉行所拡張にともなって、この坂の上に移されたことが八幡坂の名の由来。当時は坂がもっと西に曲がっていたといいますが、明治12年の…
流氷の訪れる南限、流氷がもたらすアイスアルジー(流氷の底に付着する珪藻類)を起点とする生態系で世界自然遺産に指定される知床半島。その突端の台地の上に建つのが知床岬灯台です。以前は、灯台管理用のアブラコ湾に港湾施設が築かれ…
国立公園の特別保護区に指定され、動力船での上陸ができないため実質的には立入禁止となっている知床岬。岬の突端には海岸段丘が続き、断崖の上はテラスの草原と化していますが、短い夏の時期だけ、高山植物が咲き誇るという原始境です。…
『襟裳岬』という題名の歌は、島倉千代子が歌ったヒット曲『襟裳岬』、そして「襟裳の春は何もない春です」で物議を醸した有名な森進一の『襟裳岬』と実は2曲あります。襟裳岬突端の断崖上には『襟裳岬』の歌碑が仲良く並んで立ち、同名…
日高山脈の末端、沖合へと岩礁が続く襟裳岬(えりも岬)の突端に建つ白亜の灯台。明治22年に初点灯しましたが、第二次世界大戦の爆撃で倒壊。現在の灯台は、昭和25年に再建された2代目で「日本の灯台50選」にも選定されています。…
展望台の場所で標高147mという断崖の岬で、「あなたが選ぶ北海道景勝地」(昭和61年・北海道郵政局)で1位となった景勝地が地球岬(ちきゅうみさき)。広々とした内浦湾のかなたに、遠く森や駒ヶ岳、南茅部(かやべ)の稜線も浮か…
明治7年に「灯台の父」といわれるR.H.ブラントン((Richard Henry Brunton)が建てた八角形の木造洋式灯台がルーツという、納沙布岬(根室市)に建つ灯台。北海道で最古の灯台で、北方領土を除いて日本最東端…
根室半島の付根で太平洋に突き出す落石岬。海岸線は断崖ですが海岸段丘の上は台地となっていて落石湿原や草原、低い灌木が広がり散策、自然観察にも絶好。サカイツツジの南限自生地として、国の特別天然記念物に指定されています。駐車場…
花咲灯台下の断崖にある放射状摂理の構造をしたアルカリ粗粒玄武岩で、文字通り車輪のように球状の岩体で、車石と呼ばれています。その奇観と大きさは、世界でも類を見ないことから、国の天然記念物に指定。海底に堆積した泥などの中にド…
根室市の太平洋側にあるのが明治23年に初点灯した花咲灯台。花咲港(重要港湾)を見下ろす岬の上に建つ灯台は、「日本の灯台50選」にも選定されています。沖には馬が放牧されるモユルリ島、ユルリ島を眺望。遊歩道も整備され、北側の…
雄武町の日の出岬の突端にあるキャンプ場。海を望む丘に並ぶバンガローは、入口が海側を向いているレイアウトに。炊事場、屋外炉7基、水洗トイレもあるほか、入浴はホテル日の出岬の温泉大浴場と露天風呂が利用できます。