北海道幌延町には北緯45度を横切る国道、道道、農道、町道が何ヶ所もありますが、もっとも景観が良く、記念撮影にも絶好のスポットが、日本海オロロンライン・道道106号(稚内天塩線)沿いの通過点。ちょうど北半球の真ん中という位置ですが、海越しに利尻富士を眺める絶景の地に北緯45度モニュメントが設置されています。
北緯45度通過点から利尻富士を眺望
昭和63年、幌延町が北緯45度上に存在することから、キャッチフレーズを募り、『北半球「ど真ん中!」北緯45度のまち』というキャッチコピーが誕生、道道106号稚内天塩線のほか、広域農道、道道256号(豊富遠別線)、道道121号(稚内幌延線)、国道40号、国道275号にも北緯45度モニュメント(北緯45度通過点モニュメント)が設置されています。
設置された当時は、日本測地系(明治以来の地表で行なった測量の結果を用いた測地基準)という方法で北緯45度を算出していましたが、現在のカーナビやグーグルマップは世界測地系(現代の宇宙観測技術を生かし国際的に定められている測地基準)。
測地系の変更により、現在通用している北緯45度からは200mほど北にズレているのでご注意を。
ちなみにオホーツク海側の海岸を走ると、枝幸町問牧地区に「北緯45度国際広場」があるので、宗谷岬を回って道北の海岸線を走る際にはお見逃しなく。
北緯45度モニュメント | |
名称 | 北緯45度モニュメント/ほくいよんじゅうごどもにゅめんと |
所在地 | 北海道天塩郡幌延町浜里 |
ドライブで | 稚内空港から約60km |
駐車場 | 5台/無料 |
問い合わせ | 幌延町産業振興課 TEL:01632-5-1115 |
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