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「北の迎賓館」札幌パークホテルが閉館に、近い将来「ヒルトン」に変身!?

札幌市民のオアシス中島公園の緑を全面に取り込んだ国際級シティ・リゾートホテルとして1964年7月「札幌ホテル三愛」として開業したのが、現・札幌パークホテル。「北の迎賓館」札幌グランドホテルの別館的存在として道民だけでなく、旅行者にもファンが多いホテルでしたが、2027年2月28日に閉館となることに。

札幌パークホテルは閉館、新たに「ヒルトン」が誕生!

定評ある朝食ブッフェ

札幌のシティホテルで唯一の独立したチャペルを有することから、結婚式にも利用され、さらに国際都市札幌における社交場、コンベンションホテルとしても機能してきました。
1972年に開催された『オリンピック冬期札幌大会』では、IOC本部となったのも札幌パークホテルでした。

ディナーショーなどが行なわれることも多く、札幌パークホテルがお気に入りの芸能人も多数。
シティホテル激戦区の札幌にあって、根強い人気を誇っています。

なぜ、閉館かといえば、老朽化と建て替え計画から。
新たなホテルの開業時期は未定で、世界的なホテルブランド「ヒルトン」ブランドのホテルに生まれ変わる予定です。
新たなホテルは当初、2023年に開業予定でしたが、ホテルと合わせて建設される国際会議場「MICE」の計画が見直されたこともあり延期となっていたもの。
国際会議場「MICE」に関しては札幌市の秋元市長は、「時期や規模などについて詳細に検討を進めている。この秋までには一定の考え方をお示しして、議会などにお諮りする」と語っています。

中島公園を一望する11階には「なだ万雅殿」が
「北の迎賓館」札幌パークホテルが閉館に、近い将来「ヒルトン」に変身!?
所在地 北海道札幌市中央区南10条西3丁目1−1
関連HP 札幌パークホテル公式ホームページ
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