オンネベツ川鮭鱒観覧施設
斜里市街からウトロへ向かう途中、国道334号沿いにあるのがオンネベツ川鮭鱒観覧施設。知床連山からオホーツク海に流れ出すオンネベツ川は通年、本支流ともに保護水面になっていて釣りは厳禁。加えて5月〜8月には河口から500m以…
斜里市街からウトロへ向かう途中、国道334号沿いにあるのがオンネベツ川鮭鱒観覧施設。知床連山からオホーツク海に流れ出すオンネベツ川は通年、本支流ともに保護水面になっていて釣りは厳禁。加えて5月〜8月には河口から500m以…
ウトロ港にあるカウンター席のみ20席の素朴な食堂。もともとは昭和40年頃、イカ漁で本州から遠く知床まで遠征する漁師向けに飲食を提供し、日用雑貨を置いたのが始まり。以前は地元の人、釣り人の利用が多かったのですが最近では口コ…
1807年(文化4)年、北海道周辺に出没するロシア船に備え、幕府から斜里での警備を命じられた津軽藩士100名のうち、72名が、飢えと寒さにより死亡した津軽藩士殉難事件が起こりました。そうした苦難の歴史を背景に、青森県弘前…
ウトロ港から知床五湖方面へ海岸沿いの国道を走ると、幌別橋で幌別川を渡った先で展望駐車公園があります。これがプユニ岬。標高90m、ウトロ港を眼下に、網走方面への海岸線、さらに快晴の日には遠く阿寒国立公園の山々とワイドなパノ…
知床の玄関口、温泉ホテルの並ぶウトロの高台、ウトロ温泉街に近い国設知床野営場(開設は6月20日〜9月30日)にある展望地。ウトロ港と三角岩、オロンコ岩を眼下に、海に沈む夕日の名所で斜里町の知床八景のひとつに数えられていま…
ウトロ港の観光船乗り場の脇にある高さ60mの巨岩。岩というより山というのが正しい表現。周囲は断崖だが頂上は平らで、なんとお花畑になっています。頂上からはウトロ港を眼下に、知床連山を一望に。岩の頂上に上がる階段は203段、…
斜里岳に積もった雪が伏流水となって湧き出すのが来運の水。来運の水の湧出量は毎分5tもあり、水温は6度前後で、夏は非常に冷たく感じます。来運地区は明治32年に開拓されましたが、開拓時代から森から湧く泉は大切にされてきたので…
斜里駅(現・知床斜里駅)と越川駅を結んだ国鉄根北線(こんぽくせん)。昭和45年に廃止されましが、計画では根北峠を越え、標津線の根室標津駅と結ぶ予定でした。昭和14年に完成したのが越川橋梁(第一幾品川橋梁)。国の登録有形文…
斜里町役場の裏手、知床博物館の西側のこんもりと茂った町民公園にある史跡。1807年(文化4)年、江戸幕府は津軽藩、秋田藩などの東北諸藩に蝦夷地警備を命じています。寒さに強いという理由で東北諸藩がロシアの南進策に対抗する蝦…
羅臼町の中標津寄りに位置する峯浜地区。海岸線から少し入った高台に建つ旧植別小学校を再生した資料館。「羅臼は、衰退したオホーツク文化が、擦文文化との『融合』という形で痕跡をとどめる貴重な場所」と解説するのは学芸員。「北海道…
標津(根室国)と斜里(北見国)を結ぶかつての斜里山道が、今の国道244号(野付国道)。知床連山を乗り越える根北峠(こんぽくとうげ=根室国と北見国の国境で根北)の北側(斜里町側)にある素朴な場が越川温泉。標識も案内も何もあ…
道の駅うとろ・シリエトクに隣接する施設で、知床世界遺産の見どころやリアルタイムの自然情報を紹介する施設なので、知床を奥深く堪能するためにもぜひともお立ち寄りを。知床国立公園のビジターセンターは羅臼にありますが、ウトロ側の…
羅臼市街から道道87号(知床公園羅臼線)終点の相泊に向かって車を走らせると、ルサ川の河口に建つのがルサフィールドハウス。実はこのルサ川から半島先端部は海域も世界遺産となっているのです。そんな世界遺産海域の玄関口に建ち、世…
斜里町内で発見されている縄文時代の遺跡はなんと数百ヶ所にも及んでいます。羅臼町・標津町を含め知床半島一帯には豊かな古代人の営みがあったことが判明しています。朱円ストーンサークル(朱円周堤墓)は、奥蕊別川(オクシベツ川)の…
世界自然遺産に登録される知床羅臼。世界遺産に登録される最大の理由は、根室海峡のプランクトンの豊富さにあります。そのプランクトンや、魚を狙って、シャチ、マッコウクジラ、ミンククジラ、ナガスクジラなどがやって来ます。とくに夏…
斜里町の海岸砂丘とその内側の湿原一帯に広がる原生花園。とくにエゾスカシユリの美しい群落として有名で、開花期には多くのカメラマンが訪れています。海岸の砂丘地帯にはエゾカワラナデシコ、ハマナスも咲き、砂丘や浜辺からは知床岬へ…
羅臼川の河畔に湧く源泉をそのまま湯船に注ぎ込む素朴な露天風呂。地元では共同浴場としての機能も果たす露天風呂です。男女別の脱衣所と露天風呂のみのシンプルな造りですが、川のせせらぎと周囲の緑がさいはての旅情をかきたててくれま…
ワッカ川に架かる滝の2つの滝壺が湯船になった、天然の露天風呂。カムイワッカとは、アイヌ語でkamuy-wakka(神の・水)の意。夏には観光客が列をなす名所となっていますが、知床半島のウトロ側、知床大橋近くの湯の滝入口か…
「北海道最後の秘境」(本多勝一)といわれた羅臼湖へは木道が整備されており、世界自然遺産の核心部、国立公園の特別保護地域を探勝するトレッキングが楽しめます。知床横断道路(国道334号)途中の羅臼湖入口から、二の沼、三の沼、…
羅臼(らうす)市街から知床半島を海岸沿いに北上する、道道87号(知床公園羅臼線)。そのどんづまりが、相泊(あいどまり)です。この先は道も人家もなく、あるのは断崖と漁師の番屋だけ。突端(意訳して地の果て)が語源の知床(シリ…
標高738m、知床連山を横断する知床横断道路(国道334号)の最高点。峠はハイマツの樹海で、すでに高山帯。世界自然遺産の核心地帯、知床国立公園の特別保護地域になっているのでトイレ以外の施設はありません。知床横断道路では唯…
羅臼港(らうすこう)近くの道道87号(知床公園羅臼線)沿いににある小さな公園。公園自体はごく平凡ですが、公園中央にある「オホーツク老人の像」と名付けられたブロンズ像が、森繁久彌にそっくりで、記念撮影の人気スポットとなって…
眼下に羅臼港、眼前に根室海峡と国後島(くなしりとう)、振り返ると羅臼岳を望む絶景の地。望郷台の名で呼ばれた標高167mの展望地に、展望デッキ付の展望塔が整備されています。ここから眺める日の出のシーンや漁船団の出漁シーンは…
羅臼(らうす)ビジターセンターから散策路を1時間ほど歩いてたどり着くのが、熊越の滝。羅臼川に懸かる轟音とともに大迫力で落下する滝で、落差15m。歩道の入口からなら片道20分ほどの散策で到達します。途中には樹齢300年を超…