流星の滝・銀河の滝
層雲峡(北海道上川町)は、石狩川に沿って最大高さ200mの絶壁が連続し、断崖からいくつもの滝が落下する延長24kmの大渓谷。このなかで、駐車場に車を停め、溶結凝灰岩の柱状節理の壁を伝う滝をのんびりと観賞できるのは、流星の…
層雲峡(北海道上川町)は、石狩川に沿って最大高さ200mの絶壁が連続し、断崖からいくつもの滝が落下する延長24kmの大渓谷。このなかで、駐車場に車を停め、溶結凝灰岩の柱状節理の壁を伝う滝をのんびりと観賞できるのは、流星の…
北海道東川町、大雪山旭岳、北海岳、白雲岳を源にする忠別川がつくりだした大峡谷、天人峡(てんにんきょう)。天人峡温泉街からのびる遊歩道を使い、落差250mという羽衣の滝を見上げる見晴台を経て、ゆるやかな登りをとり、川沿いに…
北海道東川町、忠別川上流の美しい渓谷が、天人峡(てんにんきょう)。大雪山・お鉢平中央火山の噴火による堆積物が冷え固まる過程で柱状節理を形成し、1万年以上もかけて川の浸食で柱状節理の断崖が続く奇観が誕生したもの。その断崖に…
2024年7月26日(金)~7月28日(日)、北海道紋別市で『第70回もんべつ観光港まつり』を開催。旧紋別駅前通り、紋別港を舞台に開催されるオホーツクの港町らしい夏のイベント。紋別市街中心部に多くの露店が並ぶほか、「オホ…
英国聖公会の宣教師ウォルター・デニング(Walter Dening)が明治7年に函館に上陸し、舟見町に家を借り伝道を開始しました。これが函館聖公会の始まりで、北海道の聖公会では最も古い歴史をもつ教会。現在の聖堂は昭和54…
安政6年(1859年)、箱館(現・函館市)にやってきたフランスの宣教師メルメ・デ・カッション(Mermet de Cashon)が文久元年(1861年)に創建したローマカトリック教会がカトリック元町教会。建物は度重なる火…
渡島半島の噴火湾(内浦湾)沿い、函館市の南茅部地区にある縄文時代前期後半(紀元前3200年)から中期後半(紀元前2000年頃)の大規模な集落遺跡が大船遺跡(おおふねいせき)。南側の垣ノ島遺跡とともに、世界文化遺産「北海道…
明治31年、フランスのウプシー修道院から派遣された8人の修道女によって創立された、厳律シトー会の女子修道院が、函館市郊外にある天使の聖母トラピスチヌ修道院。トラピスチヌ修道院と通称され、マダレナ(ケーキ)やクッキーが有名…
五稜郭タワーは、昭和39年に五稜郭築城100年を記念して建てられたタワー(当時は高さ60m)ですが、平成18年に2代目となる新タワーが完成。高さ107mのタワーは、地上86mに展望室が設けられ、五稜郭の星形を眼下に収める…
江戸幕府が倒れ、大政奉還(たいせいほうかん)が行なわれたのが、慶応3年(1867年)。これに不満をもった旧幕臣の榎本武揚(えのもとたけあき)らが占拠し、最後の砦となったのが、箱館(北海道函館市)の五稜郭(ごりょうかく)で…
半島となった室蘭は海に挟まれた地形。そして北海道開拓のルーツといえる海沿いの工業地帯。そんな室蘭が生み出す観光資源が「夜景」。実は昭和11年の観光絵葉書「室蘭之景勝」には早くも夜景の写真が採用されていますから、実は古くて…
明治の歌人・石川啄木が函館・青柳町(函館公園の北側)で暮らしたのは明治40年5月~9月までの短い期間でした。その間、離散していた家族を呼び寄せるなど、啄木にとっては、明るく楽しい生活だったといわれています。石川啄木は東京…
函館市を走る国道278号沿いの大森海岸にある公園が啄木小公園。明治40年に「石をもて追はるるごとく」、故郷・渋民(岩手県)を離れた石川啄木は、5月から函館大火に遭う9月まで、函館・青柳町に居を構えています。大森海岸は、そ…
晴れた日なら、津軽海峡の先の下北半島が間近に迫る絶景地が函館山から派生する尾根の東端、海に落ちる立待岬。寛政年間には、北方警備の台場が設置され、外国船を監視する要地でもあった場所で、明治時代には函館要塞(函館山全体が要塞…
知床半島の脊梁山脈を乗り越えてウトロと羅臼を結ぶ国道334号。例年、11月上旬〜4月下旬まで閉鎖となり、日本一通行期間が短い国道といわれています。毎年、3月上旬から除雪が始まり、4月上旬の開通前の除雪シーズンに国後島を眺…
海峡の女王と称された「摩周丸」(2代目摩周丸)は、昭和40年から昭和63年までの23年間、青森〜函館間を3時間50分で結ぶ青函連絡船として就航していました。平成3年からはメモリアルシップとして函館港に係留され公開、平成1…
昭和25年に始まったさっぽろ雪まつりの歴史を紹介する資料館で羊ヶ丘展望台に建つのが「さっぽろ雪まつり資料館」。雪捨て場だった大通り7丁目広場でわずか6基の雪像から雪まつりがスタート。半世紀に渡る雪まつりの歴史をパネルや写…
朱鞠内湖(しゅまりないこ)北東の母子里地区では、昭和53年2月17日に記録したマイナス41.2度を記録。これが日本国内における最寒温度の記録。国道275号沿いには、この最低記録を記念して造られた寒さをテーマにした公園「母…
安政6年(1859年)、初代ロシア領事のヨシフ・ゴシケーヴィチが箱館(現・函館)のロシア領事館内に建てた聖堂をルーツとする日本最古の正教会の聖堂。文久元年(1861年)、日本への正教伝道に尽力した修道司祭ニコライによって…
標津町を走る国道244号(野付国道)沿いの標津港を背にして建つのが北方領土館。北方領土復帰期成同盟が建設し、昭和54年12月3日にオープンしたミュージアムで、北方領土の歴史、動植物、産業と生活、返還要求運動の歩み、ビザな…
大倉山ジャンプ競技場の一角に建つ「1972年冬季オリンピック札幌大会」の感動と遺産を後世に残し、ウィンタースポーツの歴史を紹介、その普及と発展を目的にした博物館が「札幌オリンピックミュージアム」。
昭和32年、日本が初めて南極観測に参加するにあたって、現地での物資輸送を目的に犬ぞり隊を編成することになり、派遣されたのが22頭の樺太犬。稚内周辺から集められた樺太犬40頭は、昭和31年3月20日から稚内公園頂上訓練所で…
稚内市街西側の高台に広がる、47万平方メートルの広大な公園。公園の北端には、シンボル的存在の氷雪の門が立っています。高さ8mの門の間に、訴えるかのように立つ2.4mの女人像は、樺太(からふと)への望郷の念と、そこで亡くな…
毎年5月〜7月に五島列島沖(長崎県)、8月〜9月に知床・羅臼沖の根室海峡(北海道)で、マッコウクジラの観察・研究を行なっている長崎大学マッコウクジラ調査チーム。来年から、ドローンを使って、マッコウクジラに空中から接近し、…