裏摩周展望台

摩周湖を裏側から眺める、オホーツク海・清里町側にある展望台。弟子屈町(てしかがちょう)側の摩周第1・第3展望台は、通称が「表摩周」。対岸の清里町側は、地の利が少し悪いため、訪れる人も少なくひっそりと静まり返っていますが、左に摩周岳を望み、眺望バツグン。表摩周の展望台より標高が低いため、湖面が比較的見やすいという好条件。

摩周外輪山の展望台ではもっとも湖面が見えやすい!

外輪山の断崖上に造られた展望台

裏摩周展望台から眺める青く澄んだ湖面を緑のなかに見せる摩周湖の姿は、まさに神秘の湖というのにふさわしいたたずまい。
さらに、ここから眺める夕景の美しさは格別です。

標高は580m。湖面との標高差は230mほどで、摩周湖外輪山の3つの展望台のなかでは、もっとも湖面に近いことが特長。
しかも太平洋側が霧に覆われても、湖面が見えやすいということに。

駐車場にはトイレが完備し、オリジナルみやげを販売する売店も営業。

カムイシュ島、表摩周側の眺め
すぐ横に摩周岳がそびえ立つ

かつては秘境だった裏摩周も快適ドライブで到達

中標津(なかしべつ)・養老牛温泉・国道272号側からは、道道150号(摩周湖中標津線)で清里峠経由のドライブ。
逆にオホーツク海・斜里町・国道334号側からだと道道1115号(摩周湖斜里線)で清里峠から道道150号にはいれば、快適ドライブで到達することができます。
アプローチ的には中標津側が、西部劇を思わせるような大陸的な景観で、北海道らしさが漂うルートに。
逆に斜里町側への道は、途中に神の子池があって寄り道に絶好のポイントです。

清里峠から展望台までがダートだった時代には、開陽台(中標津町)と結んでバイクツーリングの聖地となっていましたが、今やその趣もなくなっています。

以前に比べれば秘境ムードも薄れていますが、表摩周側に比べればまだまだ穴場に違いありません。
裏摩周展望台と神の子池をハシゴするのが比較的に新しい観光ルート。

裏摩周展望台を加えれば、摩周外輪山をぐるりと一周するプランも可能となります。

道道150号
道道150号(摩周湖中標津線)、裏摩周展望台近く

 

裏摩周展望台
名称 裏摩周展望台/うらましゅうてんぼうだい
所在地 北海道斜里郡清里町清泉
関連HP きよさと観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR緑駅からタクシーで20分
ドライブで 根室中標津空港から約41km
駐車場 15台/無料
問い合わせ きよさと観光協会 TEL:0152-25-4111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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