伊茶仁カリカリウス遺跡
標津町(しべつちょう)の海岸から少し内陸に入った原野にある伊茶仁カリカリウス遺跡は、伊茶仁川(いちゃにがわ)とその支流、ポー川との間の台地上に形成された遺跡。407haの広大なミズナラ林を主体とした遺跡の森が海岸から内陸…
標津町(しべつちょう)の海岸から少し内陸に入った原野にある伊茶仁カリカリウス遺跡は、伊茶仁川(いちゃにがわ)とその支流、ポー川との間の台地上に形成された遺跡。407haの広大なミズナラ林を主体とした遺跡の森が海岸から内陸…
羅臼市街から標津方面に国道335号を走り、春日町を越えると羅臼町営のキャンプ場の先で国道はスノーシェルターに入りますがこの海岸側の旧国道にあるのが羅臼峠。森繁久彌さんが作った『知床旅情』(元歌は『サラバ羅臼』)で、「君は…
羅臼岳のウトロ側登山口に位置する岩尾別温泉は「ホテル地の涯」の一軒宿。鹿の出没するダートの道を走ったまさに地の果てに建つ宿です(夕方〜夜間〜早朝の走行は鹿など野生生物の出没に注意が必要)。宿にも露天風呂はありますが、駐車…
羅臼町から少し標津寄りに走った麻布町の食堂。民宿も営みますが食堂がメインで、イクラ丼、ウニ丼、鮭親子丼、スペシャル丼などの海鮮丼、トド肉定食、まるみ定食、羅臼昆布で出汁をとったラーメンなど、羅臼産の魚介を生かしたメニュー…
ウトロ港を見下ろす高台が夕日の美しさで定評のある夕陽台。国設知床野営場もありますが、その横に建つのが日帰り入浴施設の夕陽台の湯。小さいながらも男女別の露天風呂があり、海を眺めることも可能で、日没の時間が入浴のベストタイム…
斜里市街からウトロへ向かう途中、国道334号沿いにあるのがオンネベツ川鮭鱒観覧施設。知床連山からオホーツク海に流れ出すオンネベツ川は通年、本支流ともに保護水面になっていて釣りは厳禁。加えて5月〜8月には河口から500m以…
ウトロ港にあるカウンター席のみ20席の素朴な食堂。もともとは昭和40年頃、イカ漁で本州から遠く知床まで遠征する漁師向けに飲食を提供し、日用雑貨を置いたのが始まり。以前は地元の人、釣り人の利用が多かったのですが最近では口コ…
網走と根室を結ぶ国道244号。北見と根室の支庁境に位置するのが知床山系南端(斜里岳までを知床連山とする考え方もありますが)の根北峠(こんぽくとうげ)です。国道は根北峠から標津市街へと下りますが、その途中にあるのが国後島を…
別海町市街の道道8号沿いにある知的障害者更生施設である「柏(かし)の実学園」の直営するカフェ。北海道小麦・天然酵母の手作りパンを販売するほか、販売するパンを購入して、自家焙煎のコーヒーとともに店内で味わうことができます。
江戸時代に献上鮭を出した、北海道一美味しい鮭が穫れる川が別海町を流れる西別川。その周辺には兼金沼(かねきんとう)などの三日月沼が残りますが、そのひとつが西丸別川途中の茨散沼(ばらさんとう)。国道244号からダートの茨散林…
根室エリアの1戸あたりの牧場面積は全道平均の3倍にあたる68.4ha。一戸あたりの飼育数も116頭にも及びます。鮭鱒の漁獲高日本一など、漁業の町のイメージが強い標津町ですが、内陸部を走ると牧草地帯が続いています。現在、「…
新酪農村(パイロットファーム)とは、欧米型の大規模な酪農スタイルを目指し、昭和48年から始まった国家的プロジェクトのこと。1戸あたり50haという広大な草地に牛60頭ほどを飼育するというスタイル。そんなパイロットファーム…
国道244号と243号の合流点近くにある史跡。奥行臼(おくゆきうす)という地名は、アイヌ語のウコイキ・ウスで戦闘のあった場所という意味、つまり根室ポロモシリのアイヌと厚岸のアイヌが戦闘した場所。そんな場所に開拓時代に造ら…
道東地区での鮭(シロザケ)の川での捕獲は禁止されていますが、日本で初めて鮭を川で釣ることができるようになったのが忠類川。釣り人は「忠類川サケ・マス有効利用釣獲調査」に参加するというスタイルでのみ、限定的に鮭釣りが認められ…
人の数より牛が多いという別海町。そこで搾乳されるミルクはかつては全部本州方面に送られていましたが、別海町が発奮し、第三セクター「べつかい乳業興社」を立ち上げて昭和48年に「別海牛乳」を製造。今では牛乳だけでなく、「べつか…
標津町の市街地背後の小高い丘は、望ヶ丘公園として整備されていますが、実は一帯はアイヌのチャシ(砦)跡。公園の下に茶志骨(ちゃしこつ)という字名(あざめい)がありますが、アイヌ語のチャシ・コツ(chasi-kot=城・砦跡…
ポー川史跡自然公園の公園入口エリア、標津湿原(しべつしつげん)への木道の入口に位置する博物館。伊茶仁カリカリウス遺跡の解説では、オホーツク文化人の末裔にあたる、トビニタイ文化の土器などが興味深い展示となっています。展示さ…
野付漁協の直売所で、野付湾観光船が出航する尾岱沼港に建っています。国道244号の信号から少し尾岱沼港側に入ったところにあるのでドライブ途中だと見逃しがちですが、海産物を土産にするなら寄り道をオススメ。ホタテ、北海シマエビ…
羅臼漁協と鮭の水揚げ高日本一を競う標津漁業協同組合の直売所で、標津市街を走る国道244号沿い、標津漁港近くにあります。鮭やイクラはもちろん、根室海峡で揚がるホタテ、羅臼産のタラコなども扱っています。
浜中町から根室市に至る道道142号(北太平洋シーサイドライン)の途中にある展望駐車公園が羨古丹駐車公園(うらやこたんちゅうしゃこうえん)。北太平洋シーサイドラインは、観光客の少ない秘境ムードたっぷりのドライブルート。羨古…
北国、港町、霧と演歌調のヒット曲の三要素が揃う釧路。『柳ヶ瀬ブルース』(昭和38年)、『新潟ブルース』(昭和42年)と並ぶ、美川憲一のご当地ソングシリーズの『釧路の夜』は、昭和43年のヒットソング。幣舞橋たもとのぬさまい…
明治22年に北海道随一という長い木橋が架けられたのが釧路川の河口部に架かる幣舞橋(ぬさまいばし)の始まり。当時は有料で「愛北橋」と呼ばれていました。その後、明治33年、国によって初代の幣舞橋が架橋され、今では旧釧路川に架…
北海道遺産、さらには準鉄道記念物に登録の「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」。第五音更川橋梁(だいごおとふけがわきょうりょう)は、国の登録有形文化財に指定の全長109mという長大なアーチ橋です。「旧国鉄士幌線コンクリ…
上士幌市街から国道273号(糠平国道)をぬかびら源泉郷・糠平湖方面に走ると泉翠峡、元小屋ダム湖という景勝地があります。この峡谷に架かる全長71mのアーチ橋が第三音更川橋梁(だいさんおとふけがわきょうりょう)。旧国鉄士幌線…