日本の紅葉は、北海道、大雪山系の山頂部から始まります。黒岳には層雲峡から、旭岳には旭岳温泉からロープウェイが通じているので、手軽に紅葉鑑賞が可能です。黒岳では2024年は9月21日に初雪が観測されているので、間もなく冬将軍が到来となります。
黒岳ではすでにリフトを降りたら紅葉鑑賞

大雪山系黒岳では層雲峡から大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイに乗り、黒岳5合目に位置する黒岳駅(標高1300 m)から黒岳ペアリフトに乗り継いだ7合目(1520m)から山頂からにかけて、すでに紅葉が見頃。
大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイによれば、「これから層雲峡に向かって紅葉が降りていきます」とのことで、まさに錦繍の秋を迎えています。
「ロープウエー周辺では10月上旬まで紅葉を楽しむことが可能」(大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ)ですが、例年9月下旬には初冠雪となるので、関東や関西ではまだ汗ばむ陽気でもしっかりとした防寒具は必要。
大雪山の主峰は旭岳ですが、例年、黒岳よりは少し紅葉の進みは遅く、9月15日(月・祝日)現在では山頂部分が色づく程度ですが、ウラシマツツジ、ナナカマドなどは赤く色づいています。
大雪山旭岳ロープウェイの姿見駅(標高1600m)で、9月15日現在の日中の最高気温は15度程度。
姿見池の散策コースを歩くことができるのは10月中旬頃までで、以降は雪に埋まります。
短い夏は終わりを告げ、駆け足で冬将軍がやってきます。
注/使用する画像は過去のものです

【日本一早い紅葉】大雪山系・黒岳で紅葉見頃!|2025 | |
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