毎年8月の最終土・日曜に、登別温泉で行なわれるのが『登別地獄まつり』。地獄谷から地獄の釜の蓋(ふた)が開いて、閻魔(えんま)大王が鬼たちを引き連れて登別温泉に訪れるという伝説をもとにした祭り。2014年にはアニメ『鬼灯の冷徹』とコラボレーションし、全国からファンが訪れました。
メインイベントは『エンマ大王山車運行』
古来から、正月や盆の16日は、地獄の鬼も罪人の呵責(かしゃく)を休むといわれ、地獄の釜の蓋が開いて、精霊が故郷に帰ると考えられていました。つまりはお盆の由来です。
登別では閻魔大王が鬼を引き連れて、温泉街を闊歩するということで、重さ1トンの「赤鬼みこし」、立ち上がると高さ6mにも及ぶ「エンマ大王からくり山車」の巡行があり、まさに登別らしい夏の夜を楽しむことができるのです。
特設会場に設置された「地獄の釜のふた」の封印を解く『地獄の釜開き』が行なわれ、封印を解いて釜から煙や花火とともに湯鬼神(ゆきじん)の登場に始まり、重さ1トンの巨大な赤鬼みこしを100人の若者が担いで練り歩く『鬼みこし暴れねりこみ』、市民と観光客が
入り混じり鬼の面をつけ地獄ばやしにのって踊る『鬼踊り大群舞』と『仮装鬼踊りコンテスト』、メインイベントの『エンマ大王山車運行』などが実施されます。
フィナーレは「ファイナル花火大会」(地獄谷花火大会)幕を閉じます。
第56回登別地獄まつり|2019 | |
開催日 | 2019年8月24日(土)~8年25日(日) |
所在地 | 北海道登別市登別温泉町 |
場所 | 登別温泉極楽通り・地獄谷・特設会場 |
関連HP | 登別国際観光コンベンション協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR登別駅前から道南バス登別温泉行きで15分、終点下車、徒歩10分 |
ドライブで | 道央自動車道登別東ICから約6km |
駐車場 | 臨時駐車場/無料(旧温泉小学校、旧国立病院跡)、登別地獄谷駐車場(150台/有料) |
問い合わせ | 登別観光協会 TEL:0143-84-3311/FAX:0143-84-3303 |
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