ウトロ・ゴジラ岩

北海道斜里郡斜里町ウトロ、観光船が発着するウトロ漁港にある奇岩の一つがゴジラ岩。ウトロ漁港には岩の上が展望台、お花畑のオロンコ岩、観光船乗り場突端の三角岩、そして漁協近くのゴジラ岩の3つがそびえています。高さは15mですが、国内のゴジラ岩としては最大級の大きさを誇っています。

日本最大級のゴジラ岩がウトロに！

ウトロの奇岩は、後期中新世（こうきちゅうしんせい、Miocene）〜鮮新世（せんしんせい、Pliocene）、つまり700万年前～250万年前に噴火した火山岩です。

「水爆大怪獣映画」がキャッチフレーズの初代ゴジラ（昭和29年11月3日公開、東宝映画）、さらには昭和に公開されたゴジラは、いずれも身長50m。
平成になってゴジラは大きくなって、身長80mに、そして平成VSシリーズでは身長100mに。
シン・ゴジラ（平成28年公開）では身長118mにまで巨大化しています。

初期のゴジラでも、ウトロのゴジラ岩の3倍以上あるので、実際にはオロンコ岩（57.7m）と同じくらいの高さがあるということに。

オロンコ岩

ウトロ港の観光船乗り場の脇にある高さ60mの巨岩。岩というより山というのが正しい表現。周囲は断崖だが頂上は平らで、なんとお花畑になっています。頂上からはウトロ港を眼下に、知床連山を一望に。岩の頂上に上がる階段は203段、だから知床ツウはここ