白鳥大橋

北海道室蘭市、室蘭港（白鳥湾）に架る自動車専用道路（国道37号／通行無料）の橋が白鳥大橋（はくちょうおおはし）。室蘭市陣屋町と対岸の絵鞆半島（祝津町）をまたぐ、橋長1380mの美しい吊橋。主径間長720mで、吊橋としては国内第10位、東日本では最長の吊橋になっています。

夜のライトアップ･イルミネーションにも注目

構想から約40年後の平成10年6月13日に開通した白鳥大橋、平成10年度の土木学会田中賞受賞しています。
メインケーブルには228個のイルミネーションライト、2本の主塔にはそれぞれ44個の投光器が取り付けられ、日没から深夜0:00まで祝津風力発電所の電力によって点灯する夜のライトアップ・イルミネーションも注目です。

絵鞆半島（祝津町）側たもとの「白鳥大橋展望台」をはじめ、夜景ではJX日鉱日石エネルギー株式会社室蘭製造所の灯りのコラボレーションが楽しめる「祝津公園展望台」、羊蹄山まで眺望のワイドなパノラマが広がる「測量山展望台」、製鉄所などとともに白鳥大橋を眺める「潮見公園展望台」、白鳥大橋を真横から眺める「八丁平展望台」、国道沿いの「白鳥湾展望台」と展望スポットも数多く、夜景の名所としても有名。
祝津公園展望台は、「日本夜景遺産・自然夜景遺産」に選定されています。

絵鞆半島（祝津町）側のたもとには白鳥大橋記念館（道の駅「みたら室蘭」）も整備されています。