上ノ国天の川まつり|上ノ国町|2024

2024年8月14日(水)15:00〜、北海道檜山郡上ノ国町の上ノ国小学校グラウンドで『上ノ国天の川まつり』を開催。 上ノ国昔踊り、仮装盆踊り大会、そして20:00〜天の川花火大会と続きます。上ノ国町のゆるキャラ「カミゴン」が会場内を周遊します。

クライマックスは打ち上げ花火

『エゾ地の火まつり』として開催されていたイベントが、上ノ国小学校グラウンドを会場に『上ノ国天の川まつり』と名称を変えて行なわれています。
上ノ国の夏祭りで、  上ノ国昔踊り、仮装盆踊り大会(小学生以下の部、中学生以上の部/上ノ国町内に住所がある人のみで、20組/事前申込)などで楽しんだあと、クライマックスは打ち上げ花火『天の川花火大会』となります。
例年3000発ほどが打ち上がり、夜空を焦がします。

露店も出店。

北海道で最も早い時期に和人が定住した上ノ国

上ノ国町は北海道で最も早い時期に和人が定住した地だから。そしてそこに築かれた館(だて)と呼ばれる山城(中世の砦)には和人とアイヌが共存していたことが判明しています(国の史跡・勝山館から和人の墓とアイヌの墓が出土)。

享徳3年(1454年)、南部氏に追われた安東政季(あんどうまさすえ/津軽十三湊を拠点とした海の豪族)は武田信広(若狭国の守護大名・武田信賢の子と伝承されています)らとともに蝦夷地に渡り、配下の武将を12の館に配置します。これが道南十二館(どうなんじゅうにたて)で、上ノ国には花沢館、比石館が築かれています。

15世紀頃、渡党(わたりとう)と称する本州の和人が北海道に進出した時代、渡島半島は、津軽の安藤氏の支配下にあり、「下之国」(北斗市=旧上磯町を中心とした地域)、「松前」(松前町を中心とした地域)、「上之国」(上ノ国町を中心とした地域)にそれぞれ守護が置かれていました。

上ノ国の丘の上には松前氏の祖・武田信広が、15世紀後半に築いた山城・勝山館跡(かつやまだてあと)も残され、国の史跡になっています。

上ノ国天の川まつり|上ノ国町|2024
開催日時2024年8月14日(水)15:00〜
所在地北海道檜山郡上ノ国町上ノ国町大留89-1
場所上ノ国小学校グラウンド
関連HP上ノ国町公式ホームページ
電車・バスでJR上ノ国駅から徒歩10分
ドライブで道央自動車道落部ICから約65km
駐車場300台/無料
問い合わせエゾ地の火まつり実行委員会(上ノ国町役場水産商工課商工観光グループ) TEL:0139-55-2311/FAX:0139-55-2025
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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