北海道利尻富士町、利尻島の玄関口である鴛泊(おしどまり)港の南東約2km、原生林帯に囲まれた神秘的な沼が姫沼。オタトマリ沼と同様に爆裂火口の跡と推測されています。姫沼という名前は大正4年に姫鱒を放流したことに由来。エゾマツ、トドマツがうっそうと茂り、コバルトブルーの沼の向こうには、利尻山の雄姿が眺められます。
利尻岳を仰ぐ美しい沼
大正6年に、爆裂火口跡の窪地(マール)に水が溜まったと推測できる湧水池の3つの小沼をあわせ、流出口を堰き止めたことで誕生した人造沼が姫沼です。
風がない日には逆さ利尻富士が映り、利尻島屈指の絶景スポットになっています。
ポン山姫沼探勝路で、北麓キャンプ場、甘露泉水、ポン山と結ばれています。
姫沼を一周する姫沼探勝路も整備され、森林浴を兼ねての所要は30分ほど。
途中、原生林帯から湧く水が飲める水場もあります。
沼にはヒメマスやフナ、コイ、エビが生息。
周辺は野鳥の宝庫で、コマドリ、アオジなどの鳴き声を聞くことも。
海岸を巡る道路沿いには姫沼展望台もあり、こちらは鴛泊湾、ぺし岬と礼文島を眺望。
姫沼 | |
名称 | 姫沼/ひめぬま |
所在地 | 北海道利尻郡利尻富士町鴛泊 |
関連HP | 利尻島観光ポータルサイト |
電車・バスで | 鴛泊フェリーターミナルから宗谷バス沓形行きで5分、姫沼口下車、徒歩20分 |
ドライブで | 鴛泊港から約4km |
駐車場 | 27台/無料 |
問い合わせ | 利尻富士町観光案内所 TEL:0163-82-2201 |
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