オンコ公園

羅臼峠近くの幌萌にあるオンコの森。公園とはいうものの下草を刈る程度の自然公園で鹿や熊も出没。4.5haの園地に樹齢数百年というオンコ(イチイ)の大木が茂っています。周辺では先住民族の遺跡も見つかっていますが、公園ともども整備されていないので、下刈が行なわれていない場合には、熊笹に覆われていることも。

羅臼峠近くの幌萌にあるオンコの森

オンコ(イチイ)の木はアイヌ語でクネニ(ku-ne-ni=弓・になる・木)。
アイヌは、弓になる木という意味で狩猟に使う弓はオンコ(イチイ)からつくりました。

オンコは、北海道や北東北の方言です。
岐阜県飛騨地方の一位一刀彫が知られるように、光沢があって美しく加工しやすいことからさまざまに利用されてきました。


 

オンコ公園
名称 オンコ公園/おんここうえん
所在地 北海道目梨郡羅臼町幌萌町
ドライブで 根室中標津空港から約48km
駐車場 15台/無料
問い合わせ 羅臼町観光協会 TEL:0153-87-3360/FAX:0153-87-4910
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

イチイの巨木が出迎える!「オンコ公園」

2016.06.15

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