オホーツク海沿岸を走る釧網本線(せんもうほんせん)知床斜里〜網走間でも、もっとも海に接近するのが、北浜駅。海岸線まで20mと、まさに「オホーツク海に一番近い駅」。ホームからはオホーツク海を眼前にします。いかにも「北の駅」といった風情の駅舎には、使い終わった定期券や切符、名刺などがびっしりと貼られています。
オホーツクにいちばん近い駅は『非誠勿擾』のロケ地
大正13年、網走本線の網走(初代)〜北浜駅の延伸時に鱒浦駅、藻琴駅とともに開業した歴史ある駅で、「北見国の浜」というのが駅名の由来。
翌年には斜里駅まで開通しています。
現存する駅舎は往時のもの。
北浜駅の駅舎内には喫茶が可能な「軽食&喫茶停車場」も営業していますが、これが釧網本線の駅舎の再生の元祖。
地元の料理人だった現店主の藤江良一氏が駅舎を借り受けレストランを開いたのが昭和61年7月15日のこと。
昔の汽車の座席や網棚を利用するなど、旅情をそそられます。
また駅舎の横には展望台も設置されていて、冬季は流氷を眺める展望台としても機能しているのです。
なお北浜駅は中国で大ヒットを記録した映画『非誠勿擾(フェイ・チェン・ウー・ラオ)』(『狙った恋の落とし方。』)のロケ地。
古いところでは、高倉健の出世作ともなった映画『網走番外地』第一作で「網走駅」として囚人を駅から護送するシーンのロケ地にもなっています。
フジテレビ系列のドラマ『みにくいアヒルの子』にも使われるなど、テレビドラマにも登場。
北浜駅 | |
名称 | 北浜駅/きたはまえき |
所在地 | 北海道網走市北浜365-1 |
関連HP | JR北海道公式ホームページ 北浜駅・喫茶停車場公式ホームページ |
電車・バスで | JR北浜駅下車 |
ドライブで | 女満別空港から約20km |
駐車場 | 40台/無料 |
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