帯広のソウルフード「たかまん」 高橋まんじゅう屋

高橋まんじゅうや

北海道帯広市、電信通り商店街に店を構える高橋まんじゅう屋。「たかまん」の愛称で親しまれている大判焼きは、帯広のソウルフードといっても過言ではない存在です。肥沃な十勝平野は、農業、酪農が盛んな土地柄。とくに十勝産の小豆といえば、かつては赤いダイヤと呼ばれ、良質なことで有名です。

十勝で「たかまん」を知らない人はいない!

高橋まんじゅうや

小豆は国内生産量の9割が北海道産、さらにその6割ほどが寒暖差が大きく、豆の甘みを生みやすい十勝で生産されています(過去には十勝産の小豆が先物取引の花形となり、「赤いダイヤ」と称されたことも)。
そんな地元で十勝産の小豆を使った、おいしいあんこを味わいたいなら、まずは「高橋まんじゅう屋」へ。
昭和29年創業で、当主の高橋道明さんは3代目という老舗です。

地元っ子のイチオシは「おやき」とも称される大判焼きで、、「1日2000個売れることもある」というヒット商品です。
焼きたてにかぶりつくと、幸せな甘さが口いっぱいに広がります。
チーズ、あんの2種類。
もともとはあんだけでしたが、酪農家が余剰の牛乳を抱えた時代にチーズ(塩味強めのナチュラルチーズ)を始めたところ、あんの売上は落ちずに、売上向上に貢献したのだとか。

またふわふわした食感がたまらない蒸しパンも人気です(メニューには肉まん、ソフトクリーム、夏はかき氷も)。

地元、柏葉高校の生徒たちは、この高橋まんじゅう屋が御用達。
店内にあるテーブルひとつの小さなイートインコーナーが、学校帰りの団らんの場に。
店同様に、ファンも3世代にわたっての愛用者も多く、会合などのお茶請けに最適ということで10個、20個と買っていく人が多いのも特徴です(しかも車で買いに来る人が大半)。

「うちは99%が常連さんだから」というのも頷けます。

帯広のソウルフード「たかまん」 高橋まんじゅう屋
名称 高橋まんじゅう屋/たかはしまんじゅうや
所在地 北海道帯広市西1条南11-19
電車・バスで JR帯広駅から徒歩2分
ドライブで 帯広空港から約25km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 高橋まんじゅう屋 TEL:0155-23-1421
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

高橋まんじゅうや

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