日本最北端の温泉は、稚内温泉

稚内温泉童夢

北方領土を除く日本最北端の温泉は、稚内温泉。公営の日帰り入浴施設である「稚内温泉童夢」(わっかないおんせんどうむ)が最北端に位置しています。宗谷エリアには日本最北端で知られる宗谷岬と、稚内市街地に近いノシャップ岬がありますが、稚内温泉はノシャップ岬から稚内西海岸へと回り込んだ場所に。

稚内温泉童夢、風の宿 宗谷パレスが日本最北

稚内温泉童夢
稚内温泉童夢と利尻富士(利尻岳)

ノシャップ岬の近く、稚内西海岸の北端という絶好のロケーションのため、日本海越しに利尻富士(利尻島)を眺望するという絶景の温泉です。
昭和51年、原油の試掘中に湧いたのが稚内温泉。
原油の採掘は諦めて、「稚内市民温泉保養センター」を建てたのが始まりです。
それまで、日本最北の温泉はサロベツ原野の東端、豊富町の豊富温泉でしたから、最北端が移ったことに。

その豊富温泉も大正15年、原油の試掘中に天然ガスとともに湧出した温泉(地中深くに眠る化石海水によるモール泉)。
稚内温泉は、ナトリウム-強塩化物・炭酸水塩泉で、油分を含んでいます。
塩分濃度が高いのでよく温まります。

多くの利用客があったため、「稚内市民温泉保養センター」に代わって建てらてたのが「稚内健康増進センター稚内温泉童夢」です。
その東側にある「風の宿 宗谷パレス」(旧船員保養所「宗谷パレス」)が最北の温泉宿ということになります。

船員保養所「宗谷パレス」は昭和54年に厚生労働省が管理する船員保険保養所としてオープンした施設ですが、施設廃止の話が持ち上がった際に、時の支配人で漁師でもあったという杉本康治さんが経営を引き継いだ施設です。
さらに宗谷パレス時代から厨房を任されていた福田笑子さんへとバトンタッチ。
従業員が守り続ける宿として、全国的にも知られる存在に。

日帰りなら稚内温泉童夢の露天風呂でで利尻富士を眺めるという手もありますが、せっかくなら最北の温泉宿で、のんびりと入浴するのもおすすめです。

風の宿 宗谷パレスに泊まるなら

公共の宿時代の名残と、安心感を今に伝える温泉宿は、和室13室、洋室3室、ツイン3室。
稚内温泉が引かれた浴室は3階にあるので利尻富士を眺望します。
自慢の料理は、豪華とはいえませんが、前菜からデザートに至るまですべて手作り。
地の魚介を活かしているのも船員保険の宿だった頃と変わりありません。
宿泊料金も手頃なのでコスパは抜群です。

日本最北端の温泉は、稚内温泉
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稚内温泉童夢

日本最北の公衆浴場は、稚内に!

日本最北の温泉は、北海道稚内市(わっかないし)の稚内温泉。稚内副港市場2階にある「ヤムワッカナイ温泉 港のゆ」などもありますが、最北に位置するのは「稚内温泉童夢」。稚内健康増進センターというように公共施設でもあり、入浴記念に名刺サイズの入湯

日本最東端に湧く温泉は、「世界自然遺産・知床」のワイルドな露天風呂!

北方領土を除き日本最北端の温泉は、北海道稚内市の稚内温泉(公衆浴場は「稚内温泉童夢」)ですが、最東端も同じ北海道に。それが、目梨郡羅臼町の相泊温泉です。相泊は、知床半島の羅臼・根室海峡側の道道終点の集落で、相泊温泉は昆布漁の時期だけ小屋掛け

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