JR北海道の日高本線、そして室蘭本線の一部で運用されるのが、国鉄時代に製造された気動車(ディーゼルカー)のキハ40。懐かしい姿に乗り鉄、撮り鉄、そして旅人に好評でしたが、老朽化とディーゼル・エレクトリック方式(電気式気動車)のH100形の置き換えが進行し、2026年3月14日のダイヤ改正で、定期運用から外れることに。北海道のローカル線を支えた懐かしの車両の乗り納めということに。
ローカル線気動車「ボックス席」の旅が終焉

昭和52年〜昭和57年に888両が製造され、日本各地で活躍した国鉄キハ40系気動車。
耐寒・耐雪装備を備えたこともあって、分割民営化時には887両がJRグループに移管しましたが、老朽化が進み、全国のJRでほぼ絶滅危惧状態に(製造から40年以上が過ぎたことから、JR東日本、JR東海では完全に引退)。
国鉄の分割民営化時にJR北海道が継承したキハ40は、157両(キハ40形100番台150両とキハ48形7両)。
非電化で輸送量の少ないローカル線で、活躍をしたほか、一部は急行「天北」などに改造されています。
もともとJR北海道は2024年度末で定期運用を終了する予定でしたが、2年伸びて、2026年3月14日のダイヤ改正で姿を消すことになったもの。
JR北海道でも最後まで残された運行区間が日高本線(苫小牧駅~鵡川駅)、そして室蘭本線の一部(苫小牧駅〜岩見沢駅)で、日高本線で活躍のキハ40形1700番台は、懐かしいボックス席も健在。
キハ40の後継となるディーゼル・エレクトリック方式(電気式気動車)のH100形は、車内中央部にクロスシート(2+1列)3区画、その他をロングシートとしたセミクロスシートの車両。
かなり通勤タイプに近い仕様なので、「鉄道旅行の情緒」がまたひとつ消える結果にもなります。
キハ40の一部はJR北海道が「道北 流氷の恵み」、「道東 森の恵み」、「道南 海の恵み」、「道央 花の恵み」と「北海道の恵み」シリーズ(全4両)に改造、その好評を受けて、「山紫水明」シリーズ2両も登場していますが、あくまでも観光列車で定期運用というわけではありません。

| 2026年3月、JR北海道のキハ40、定期運行を終了 | |
| 掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |


















