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夕来パーキング(夕来展望所)

夕来パーキング(夕来展望所)

北海道稚内市、日本海オロロンラインと呼ばれる道道106号(稚内天塩線)で利尻島に最も近いポイントが、稚内市の南端、天塩郡豊富町との境近くの夕来(ゆうくる)地区にあるのが夕来パーキング(夕来展望所)。夕来というといかにも日没を連想しますが、実はアイヌ語のユク・ルー(yuk-ru=鹿・道)に由来する地名です。

利尻島を眺める絶景、夕日撮影ポイント

アイヌ語で「鹿・道」という地名の通り、当然、鹿の飛び出しが多いので、とくに朝夕はスピードを落として走行を。
夕来地区の高台に夕来パーキングが設置され、昭和63年8月17日、利尻町石崎海岸から稚内市夕来の間19.5kmを9時間56分9秒かけて遠泳達成記念したという碑も立っています。

夕来地区周辺が利尻島への距離がもっとも近い場所で(約20km)、明治45年に利尻島まで300kgというヒグマが泳いで渡り、射殺されるという事件がありましたが(当時の新聞記事では食糧不足の天塩から泳いだと記されています)、大海原を泳ぐヒグマもいたのかもしれません。

とくに表示がなく、展望所といっても駐車スペースがあるだけなので通り過ぎてしまわないようにご注意を。
稚内方面から南下の場合には、天塩42km、稚咲内17km、逆に天塩・サロベツ原生花園から北上の際には稚内26km、抜海11kmという表示(青看板)があるのでお見逃しなく。

夕来パーキング(夕来展望所)
名称 夕来パーキング(夕来展望所)/ゆうくるぱーきんぐ(ゆうくるてんぼうしょ)
所在地 北海道稚内市抜海村夕来
ドライブで 稚内空港から約33km
駐車場 5台/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

抜海原生花園

天塩川の河口から稚内西海岸までは、延々と原野が続き、番屋以外の人家は皆無です。海岸沿いに原始砂丘が続き、天然の花園になっているのが稚内市の抜海原生花園。日本海オロロンライン(道道106号)の抜海港の南側~抜海駅前~富士見橋~稚内西浜にかけて

抜海岩蔭遺跡

北海道稚内市抜海村、ゴマフアザラシの越冬で知られる抜海港近くにあるのが抜海岩蔭遺跡。抜海は、アイヌ語のパッカイ・ペ(pakkay-pe=子を背負う・もの)が地名の由来で、抜海岩はまさにその名の通り、子を背負う姿の岩になっています。幕末の探検

浜勇知展望休憩施設(こうほねの家)

利尻礼文サロベツ国立公園、道道106号(稚内天塩線/日本海オロロンライン)沿いの浜勇知園地(北海道稚内市抜海村)にある展望休憩施設が浜勇知展望休憩施設(こうほねの家)。隣接のコウホネ沼を一巡する歩道も用意され、初夏から夏にかけてはネムロコウ

浜勇知園地(浜勇知原生花園)

日本海に浮かぶ利尻富士を眺める道道106号(稚内天塩線/日本海オロロンライン)沿いにある浜勇知原生花園(道道811号分岐点)。浜勇知展望休憩施設(こうほねの家) を起点にコウホネ沼を一巡する一周400mの遊歩道も整備され、初夏から

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