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生花苗沼

生花苗沼

十勝海岸沿いに点在する十勝海岸湖沼群のひとつで、大樹町晩生にあるのが生花苗沼(おいかまないとう)。湧洞沼の南西5kmに位置する秘沼です。オイカマナイは、アイヌ語のオイカ・オマ・イ(oika-oma-i=越る・入る・ところ)に由来。つまり高波が海岸砂丘を越えて沼に入り込むと、いう地理的な特徴を端的に表しています。

野鳥観察棟から沼畔へ遊歩道が続く

生花苗沼には、タンチョウ、シジュウカラ、オオワシ、オオハクチョウ、アカゲラなど約160種類の野鳥が訪れることで知られ、沼の西側には野鳥観察保護施設が設置されています。
高台には木製の野鳥観察棟もありますが、「ここから鉄砲を撃たないでください」なんていうブラックジョークのような注意書きも。

10月に狩猟解禁となると、マガンを撃ちに地元のハンターがやってくるので注意が必要。
野鳥観察棟から沼畔へと続く遊歩道を歩けば、ヒオウギアヤメ、ハマナス、エゾキスゲ、クロユリなどを観察可能。
また採取はできませんが、大樹町の特産品であるシジミも生息しています。

地図上では生花苗沼と太平洋を隔てる砂州が、晩生原生花園ですが、沼の周囲はすべて原生花園といった感じです。

野鳥観察施設は道道881号ホロカヤントー線から脇に入った林道生花沼線沿いにありますが、舗装された林道をそのまま走れば海沿いに晩成温泉(日帰り入浴施設)を経由して晩成海岸・ホロカヤントウ(ホロカヤントウわかさぎ管理塔)に出ることも可能。

生花苗沼
名称 生花苗沼/おいかまないとう
所在地 北海道広尾郡大樹町晩成
関連HP 大樹町公式ホームページ
ドライブで とかち帯広空港から約43km
駐車場 野鳥観察保護施設駐車場を利用
問い合わせ 大樹町商工観光課 TEL:01558-6-2111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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