北海道Style

函館市旧イギリス領事館

函館市旧イギリス領事館

北海道函館市元町、函館港を見下ろす基坂(もといざか)に面して建つレトロな洋館が、函館市旧イギリス領事館。現存する建物は、大正2年竣工で、イギリス政府工務省上海工事局の設計で建築され、昭和9年まで現役の領事館として使われたものです。

カフェでアフタヌーンティーも楽しめる!

箱館(現在の函館)が開港した安政6年(1859年)に称名寺に仮領事館が設置され、その後、現ハリストス正教会付近に領事館を開くも大火の多い函館だけに明治12年に焼失。
明治18年に現在地に移転。
当地でも明治40年の大火で焼失し、現存するのは大正2年竣工の建物です。

平成4年の市制施行70周年を記念して復元され、開港記念館として公開。
当時の領事執務室の再現され、記念撮影や体験アイテムを楽しむことができ、開港ミュージアムでは「イギリス領事館」と「箱館開港の歴史」の2つのテーマをわかりやすく紹介。

また記念館見学後のお楽しみは、併設のカフェ「ヴィクトリアンローズ」でのアフタヌーンティー。
手作りのスコーンやサンドイッチなどと、紅茶のセットが味わえるほか、内部の調度品もイギリス製で落ち着け、タイムスリップしたかのよう。
またショップでもイギリスからの輸入雑貨を購入可能。

18種45株のバラに囲まれた洋式庭園「ローズガーデン」も併設。
夏から初秋にかけてはガクアジサイと西洋アジサイが目を楽しませてくれます。

函館市旧イギリス領事館と、旧函館区公会堂、函館市北方民族資料館、函館市文学館の2館共通券、3館共通券、4館共通券も用意。

函館市旧イギリス領事館
名称 函館市旧イギリス領事館/はこだてしきゅういぎりすりょうじかん
所在地 北海道函館市元町33-14
関連HP 函館市旧イギリス領事館公式ホームページ
電車・バスで JR函館駅から市電どっく前行きで7分、末広下車、徒歩8分
ドライブで 函館空港から約10km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 函館市旧イギリス領事館 TEL:0138-27-8159/FAX:0138-27-8159
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

基坂

北海道函館市元町にある坂が基坂(もといざか)。基坂の上には、松前藩時代には亀田番所、幕府直轄の時代には箱館奉行所、明治時代には開拓使の支庁、函館県庁、北海道庁支庁などの建物があり、一帯が箱館(明治維新後は函館)の中心だった地。明治維新後に、

ペリー提督来航記念碑(函館)

北海道函館市弥生町、かつて箱館奉行所のあった元町公園の下、基坂(もといざか)横のペリー広場に立つのが、ペリー提督来航記念碑。平成14年、ペリー来航150周年を記念して建立された東インド艦隊司令長官マシュー・ペリー(Matthew Calbr

元町公園

北海道函館市元町、古くは箱館奉行所、明治時代には函館出張開拓使庁が置かれていた場所に整備された公園が元町公園。室町時代には地方豪族・河野政通の箱型の館がここにあったのが箱館(はこだて=函館)の地名の由来になっています。園内には開拓時代の建物

旧函館区公会堂

北海道函館市元町、函館港を見下ろす高台に建てられた、明治43年完成のコロニアルスタイルの洋風建築が、旧函館区公会堂。ベランダや屋根窓が施された、左右対称形の木造2階建ての建物は、もとは住民の集会所として建てられたもの。現在は美しく修復され、

モバイルバージョンを終了