北海道三大河川に数えられる石狩川・天塩川・十勝川。その幹川流路延長(本流の長さ)、流域面積も全国ランクの上位に入る河川ですが、注目は河口。信濃川、利根川など、一級河川の河口は港だったり、人工構築物に覆われる場所が多いのですが、北海道三大河川は、すべて、砂州がのびる自然の河口が現存しています。
石狩川河口
所在地:北海道石狩市
状況:発達した砂州の上の石狩灯台(昭和32年公開の映画『喜びも悲しみも幾歳月』ロケ地)が建ち、ハマナス群落のあるはまなすの丘公園に。
灯台入口のはまなすの丘公園駐車場に車を入れ、木道などを使って石狩川河口の探勝(石狩市海浜植物保護地区)が可能。
また海側にはあそびーち石狩(石狩浜海水浴場)が整備されています。
天塩川河口
所在地:北海道天塩町・幌延町
状況:かつては木材の積み出しなどに活用された天塩川。河口の砂州、海岸砂丘には、天塩川口遺跡風景林内として整備され、続縄文時代、擦文時代(さつもんじだい)、オホーツク文化時代の竪穴住居跡が残る川口遺跡があり、遺跡内の歩道を歩けば、河口部を眺めることができます。
十勝川
所在地:北海道豊頃町
状況:十勝川の河口では堆積した砂浜と砂州を伴って海とぶつかる地で、厳冬期には「ジュエリーアイス」が出現します。
大津海岸駐車場に車を入れて、河口の探勝ができます。
北海道三大河川(石狩川・天塩川・十勝川)の河口へ! | |
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