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愛国駅

昭和4年に開業した旧国鉄広尾線の駅。昭和48年3月5日放送のNHK『新日本紀行』の「幸福への旅〜帯広〜」で紹介され(平成17年放送NHK『新日本紀行ふたたび』の第1回『幸福への旅〜帯広〜』で再放送)、広尾寄りの幸福駅とともに「愛の国から幸福へ」で話題になった駅です。

「愛の国から幸福へ」の愛国駅は駅舎が現存

『愛の国から幸福へ』は、昭和49年に芹洋子が歌ったご当地ソング(作詞:岡田冨美子・作曲:高橋五郎)。
この歌で、愛国駅、幸福駅ブームは爆発的に。
昭和51年12月まで続いた国鉄の『ディスカバー・ジャパンキャンペーン』もブームに後押ししました。

こうして、北海道ワイド周遊券を手にしたカニ族が大挙して広尾線に押し寄せたのです。

昭和62年に広尾線の廃止とともに愛国駅も廃業となりましたが駅舎は愛国交通記念館となり、蒸気機関車(9600形・19671号/大正7年製造)などが展示されているほか、記念切符発売1000万枚突破記念碑などがあります。

駅舎前の「幸福行き」きっぷを型どったモニュメント前は、絶好の撮影スポットになっています。
愛国駅は幸福駅とともに「恋人の聖地」に認定。

愛国という地名は、明治44年、地元の青年たちが教育塾を開き、愛国青年団を結成、道路開拓などにも尽力したことから集落名となったもの。



 

愛国駅
名称 愛国駅/あいこくえき
所在地 北海道帯広市愛国町基線39-40
関連HP 帯広市公式ホームページ
電車・バスで 帯広駅バスターミナルから十勝バス広尾行きで30分、愛国下車、徒歩2分
ドライブで 帯広広尾自動車道帯広川西ICから約3km
駐車場 20台/無料
問い合わせ とかち観光情報センター TEL:0155-23-6403
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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