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春国岱

風蓮湖(ふうれんこ)とオホーツク海を分けるように続く約8kmにわたる砂洲が、春国岱(しゅんくにたい)。風蓮湖とともにラムサール条約登録湿地となっています。車侵入禁止なので、野鳥の楽園となっており、その数はおよそ260種。「春国岱原生野鳥公園」として保護されています。7月上旬〜下旬には、ハマナスの群落も実に見事。

風蓮湖畔にある長大な砂洲はハマナス群落

「根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター」では、春国岱で見られる野鳥や花、動物などのパネル展示や、ハマナスの開花状況など、周辺の自然を案内しているので、ぜひお立ち寄りを。

ネイチャーセンターから春国岱の第一砂丘先端を目指しハマナス群落まで歩けば往復8km、所要約3.5時間のロングコース。
ネイチャーセンターで遊歩道のコースをじっくり確認してコース選びを。

ちなみに春国岱はアイヌ語のシュンク・ニタイ(shunku-nitai=エゾマツ・林)に由来。
幅1.3kmほどの春国岱は、時期の違う3列の砂州・砂堆で形成されていますが、最も古い2500~3000年前にできたと推定される
内側の砂州・砂堆には、オンネトーの湖畔同様に世界的にも珍しいアカエゾマツの純林があります。

陸側の東梅はトー・パイェ( to-paye=湖に・行くところ)で、風蓮湖への入口であることがわかる地名です。



 

春国岱
名称 春国岱/しゅんくにたい
所在地 北海道根室市東梅
関連HP 根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター公式ホームページ
電車・バスで JR根室駅前バスターミナルから根室交通バス納沙布岬行きで35分、終点下車、すぐ
ドライブで 根室中標津空港から約68kmで根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター
駐車場 20台/無料
問い合わせ 根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター TEL:0153‐25‐8570
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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