北海道Style

夏は涼しい洞窟探検! 北海道の鍾乳洞2洞

夏は涼しい洞窟探検! 北海道の鍾乳洞2洞

北海道の観光鍾乳洞は、2洞のみ。帆立貝の貝殻片が厚く堆積してできた石灰岩層の中頓別鍾乳洞、そして1億5000万年前の中生代ジュラ紀の石灰岩層を侵食する当麻鍾乳洞で、小規模ながら盛夏でもかなりのクールゾーンで、探検気分を満喫することができます。

中頓別鍾乳洞|中頓別町

所在地:北海道枝幸郡中頓別町旭台24-2
総延長:第一洞(170m)、第二洞(小規模)、第三洞(65m)、第四洞(15m)
洞窟内の温度:盛夏で12度〜15度
歴史1000万年前(新第三紀中新世)の北の海で(サンゴが生育しない)、フジツボ類や帆立貝の貝殻片が厚く堆積してできた石灰岩層
中頓別鍾乳洞一帯は、日本最北のカルスト地形
概要
第一洞は地下の川の跡で、入口で懐中電灯を借りて入洞すると、細くて急な階段が奥へと続く

中頓別鍾乳洞

中頓別鍾乳洞一帯は、日本最北のカルスト地形で、それを保護するために中頓別鍾乳洞自然ふれあい公園として整備されています。秋吉台など本州以南のカルスト地形は古代はサンゴ礁だったと推測されていますが、北の寒い海ではサンゴが育たなかったため、帆立貝

当麻鍾乳洞|当麻町

所在地:北海道上川郡当麻町開明4区
総延長:135m
洞窟内の温度:9度前後
歴史:1億5000万年前のジュラ紀からカルスト台地の石灰岩を水が浸食して築き上げた鍾乳洞
昭和32年1月31日、石灰岩を採掘中に発見されたという鍾乳洞
概要:内部は上中下の3段階に分かれており、さらに5つの部屋に区切られ、天井から同じ太さでパイプ状になっている鍾乳管は、世界でも珍しいもので学術的にも貴重
鐘乳洞グリーンパークとして遊歩道などが整備されています

当麻鍾乳洞

北海道当麻町で、昭和32年1月31日、石灰岩を採掘中に発見された全長135mの当麻鐘乳洞。1億5000万年前のジュラ紀からカルスト台地の石灰岩を水が浸食して築き上げた鍾乳洞で、北海道の天然記念物に指定されています。当麻鐘乳洞周辺の森林を活か

夏は涼しい洞窟探検! 北海道の鍾乳洞2洞
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
モバイルバージョンを終了