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ミルクロード

開陽台展望台への入り口から武佐方面へ伸びる、中標津町道北19号の別名がミルクロード。「牛乳を出荷するタンクローリーが走る一直線の道」というのが名の由来ですが、アップダウンが続く道は走るのも楽しいので安全運転でドライブを。

「格子状防風林」も見学できる直線道路

この道を走れば高台から一辺の長さが約3000m、幅180m、総延長は643kmという壮大なスケールを誇る北海道遺産認定「格子状防風林」を観察できます。

明治政府は根釧台地の開拓にあたり、アメリカを手本に基線を引いてそれに直角に交わる基号線を造り、それに沿って道路などを設けて方形の区画をつくる方法(直角区画法)を導入。
天然林(広葉樹)を計画的に刈り残すことで防風林が造成され、その後、カラマツなどの植栽が行なわれたのです。

防風林と防風林の間隔は約3kmだから、ドライブ途中に距離感をぜひお試しあれ。

また、中標津空港〜開陽台〜標津十景・直線道路〜古多糠〜羅臼(知床)という中標津空港と知床を結ぶルートにも使えることを覚えておいて損はないでしょう。

 

ミルクロード
名称 ミルクロード/みるくろーど
所在地 北海道標津郡中標津町開陽
関連HP 中標津町公式ホームページ
ドライブで 根室中標津空港から約9km
駐車場 1台/無料
問い合わせ 中標津町観光案内所 TEL:0153-73-4787
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

開陽台展望台

2017.05.17
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