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知床羅臼なら、夏でもオジロワシを手軽に観察

知床が世界自然遺産に登録される理由の一つに、「国際的な希少種であるシマフクロウやオオワシ、オジロワシの繁殖地・越冬地となっていること」が挙げられます。 オジロワシやオオワシは、冬季に世界遺産・知床羅臼を中心とした知床半島で越冬。川に遡上する鮭や、死んだ鮭を補食し栄養を蓄えてシベリアでの春の子育てに備えるわけです。 オジロワシ、オオワシは、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)にも指定の絶滅危惧種。

そんなわけで知床では冬季、流氷シーズンのオジロワシ、オオワシ(知床羅臼)は世界的に有名なので、海外からもバード目的の来訪が多くなっています。
そんな知床羅臼ですが、「留鳥がかなりいるので、夏場でも素人でも注意深く空を見ていれば、必ずオジロワシを見つけることができる」と断言するのが羅臼の宿まるみの主人・湊謙一さん。
「さっきまで、うちの前のテトラポットに留まっていたよ。ほら肉眼でも見えるべ」 湊さんの案内で、宿の回りを歩いてみると、空を舞うオジロワシの姿を確認! その証拠となる写真がTOPの画像と下の画像です(実はこの画像さほど望遠で撮ってはいません)。


 

羅臼 オジロワシ留鳥
 
オジロワシを撮っていると、こんなスペシャルゲストも登場。湊謙一さんとエゾジカのニアミスです。
 

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