積丹岬自然遊歩道(シララの小道)

積丹岬周辺の海岸の高台を、東側からピリカ岬、女郎子岩、笠岩、出岬(積丹出岬灯台)、島武意海岸と歩くのが「積丹岬自然遊歩道(シララの小道)」。途中、3ヶ所に展望デッキも設置されています。駐車場は島武意海岸入口を利用することになり、その場合は、往復プランになります。全コースを歩くと4.7km、所要1時間30分。

島武意海岸の駐車場を起点に女郎子岩展望デッキ往復プランもOK

島武意海岸の駐車場を起点にする西側からのコースなら、島武意海岸トンネルの入口から、出岬(積丹出岬灯台)ならわずかに300m。
最初の展望デッキが設置されています。

さらに600m歩けば2つめの展望デッキとなり、笠泊(かさどまり)海岸を眼下にします。
女郎子岩の展望デッキまで歩くと入口から1.9km。所要30分ほど。

車を置いているなら、女郎子岩展望デッキ(TOPの画像)往復がおすすめです。

積丹半島には、神威岬に義経を追ったアイヌの酋長の娘・チャレンカの悲恋の話が残されていますが、入舸(いりか)地区でも義経は、首長の娘、シララと恋仲になったという伝承があります。

義経が去る時、シララは身を投げ、それが女郎子岩になったというもの。

積丹に残る「義経北行伝説」ですが、チャレンカの話と、シララの話がパクリと思えるほど瓜二つなのにはワケがあります。
それは、江戸時代につくられた後世の創作だから。

北海道の各地にこの義経伝説が残されていますが、積丹もそのひとつです。

積丹出岬灯台
積丹出岬灯台

 

積丹岬自然遊歩道(シララの小道)
名称 積丹岬自然遊歩道(シララの小道)/しゃこたんみさきしぜんゆうほどう(しららのこみち)
所在地 北海道積丹郡積丹町入舸町
関連HP 積丹観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR余市駅前から北海道中央バス入舸経由神威岬行きで1時間17分、入舸会館前下車、徒歩15分
ドライブで 札樽自動車道小樽ICから約60km
駐車場 100台/無料
問い合わせ 積丹町観光協会 TEL:0135-44-3715/FAX:0135-44-3716
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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