止別駅

大正14年開業の釧網本線の駅。レトロな駅舎は創業当時のもので、『水曜どうでしょう』でミスターと呼ばれる鈴井貴之が監督した映画『銀のエンゼル』のロケ地ともなっています。現在は無人駅で、旧駅長事務室で「ラーメンきっさえきばしゃ」が営業。駅名は「やむべつ」と読むのが正解。

大正時代の駅舎は映画『銀のエンゼル』のロケにも使われた

駅近くに「私鉄北見鉄道分岐点跡石碑」が立っていますが、昭和5年に開業した北見鉄道(仮止別〜小清水間8.89km)は昭和12年に止別駅前に乗り入れました(昭和14年廃止)。

止別とは、アイヌ語のヤム・ペッ(yam-pet=冷たい・川)というのが通説ですが、アイヌ語で冷たい川はヤム・ワッカ(yam-Wakka)であることから、ヤ・ワ・アン・ペツ(ya-wa-an-pet=内陸の方・に・ある・川)に由来するとも推測できます。
ちなみに稚内(yam-wakka-nay=冷たい・飲水の・沢)などの「ワッカ」は飲める水、「ぺ」は飲めない水を表しています。

  
映画『銀のエンゼル』
映画『銀のエンゼル』(主演:小日向文世/平成16年)は、道東の小さな町のはずれにある国道に面した一軒のコンビニエンスストアが舞台。ロケに使用されたローソン斜里川上店(斜里郡斜里町川上154-4)は、残念ながら平成18年に閉店しています。
監督した鈴井貴之は、北海道では有名なタレントでもあり、北海道新幹線の開業PRイメージキャラクターに任命されています。
鈴井は、鉄道ファンでもあり、止別駅をロケ地に選んだことも、静かな環境とレトロな駅舎があったからと推測できます。
 

止別駅 DATA

名称 止別駅/やむべつえき
所在地 北海道斜里郡小清水町止別1
関連HP JR北海道
電車・バスで JR止別駅下車
ドライブで 女満別空港から約39km
駐車場 20台/無料

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