苔の洞門【閉鎖】
樽前山の噴火で流出した溶岩の割れ目を、少しずつ流れる山水などが浸食してできた峡谷地形が、苔の洞門(こけのどうもん)。支笏湖南岸を走る国道276号沿いに駐車場があり、駐車場から徒歩20分のところに観覧台が設けられています。…
樽前山の噴火で流出した溶岩の割れ目を、少しずつ流れる山水などが浸食してできた峡谷地形が、苔の洞門(こけのどうもん)。支笏湖南岸を走る国道276号沿いに駐車場があり、駐車場から徒歩20分のところに観覧台が設けられています。…
支笏湖の北、恵庭岳(えにわだけ/1319.6m)の西麓に眠る、オコタンぺ湖。オンネトー、東雲湖(しののめこ)と並び、「北海道三大秘湖」(豊似湖を数える場合もある)のひとつ。なかでももっともアプローチが困難な湖が、オコタン…
大正3年から、小樽の沖合を埋立ておよそ9年の歳月をかけて造られた全長1314m、幅40mの運河。港外に停泊した大型船から艀(はしけ)で貨物を輸送するシステムで、そのために運河沿いには石造倉庫が並んでいます。港の埠頭(ふと…
標高1041mの樽前山(たるまえさん)は、支笏(しこつ)カルデラを囲む山々のうち、比較的手軽に登れる活火山で、山頂には不思議な溶岩ドーム(溶岩円頂丘)がそびえ立っています。支笏湖畔のモラップから標高660mの7合目までは…
小樽市街の北、祝津(しゅくつ)海岸、日和山灯台(ひよりやまとうだい)近くに建つ、豪壮なニシン番屋。「ニシン大尽」と呼ばれた積丹(しゃこたん)半島有数の網元、田中福松が7年の歳月をかけ、明治30年に古宇郡泊村(西積丹)に建…
藻岩山山頂部にかけられたケーブルカー。もいわ山ロープウェイ、もしくは藻岩山観光自動車道で中腹駅まで上った先は、徒歩かこの「もーりすカー」を利用するのが山頂到達の手段。「もーりすカー」は、「世界初のミニケーブルカー」が謳い…
藻岩山山頂へは、藻岩山観光自動車道と、もいわ山ロープウェイを利用する方法がありますが、ドラマチックな景観の変化が楽しめるのがロープウェイ。山頂まで、もいわ山ロープウェイを利用する場合は、もいわ山ロープウェイ山麓駅の駐車場…
札幌市街南西に位置する、藻岩山山頂(標高530.9m)にあるの展望台。藻岩山観光自動車道、あるいは「もいわ山ロープウェイ」と「もーりすカー」を乗り継げば山頂の展望台に歩かずに到達できます。晴れた日の昼なら支笏湖を囲む樽前…
札幌市街はもちろん、石狩平野を一望する丘の上にある展望台。北海道農業研究センター(旧農水省北海道農業試験場)の一部を観光用に開放したもので、コリデール種の羊を放牧しています。牧草地を見渡す展望台の一角には、クラーク博士の…
札幌で生まれ育った「サッポロビール」の歴史を伝える博物館。建物は、札幌製糖会社の工場として明治23年に建てられたレンガ造り。明治38年に札幌麦酒の製麦所に改修されており、「札幌苗穂地区の工場・記念館群」として北海道遺産に…
札幌方面から千歳方面に国道36号を走り、島松沢にかかる旧道の橋の手前にあるのが、旧島松駅逓所(きゅうしままつえきていしょ)。駅逓脇には、マサチューセッツ農科大学学長から、札幌農学校に招かれたクラーク博士を記念するクラーク…
国道231号のガマタトンネルと雄冬岬トンネルの間にある小さな岩礁が雄冬岬の突端。しかしここで車を停めることができないので、観光的には雄冬岬トンネル北側の白銀の滝PAが雄冬岬となります。すぐ北にある雄冬集落は、増毛郡増毛町…
明治時代から現在に至るまで、北海道ゆかりの文学者の足跡を幅広く紹介する文学館で緑豊かな中島公園に建っています。国木田独歩(くにきだどっぽ)、有島武郎(ありしまたけお)、原田康子、渡辺淳一などの小説家から、詩人、俳人、歌人…
札幌市街の知事公館西隣にある道立の美術館。岩橋英遠、片岡球子、木田金次郎、神田日勝など北海道ゆかりの美術作品をはじめ、パスキンを中心とするエコール・ド・パリの作品、アール・ヌーヴォーから現代までの国内外のガラス工芸など、…
札幌農学校の演武場として明治11年に建てられた、国の重要文化財。設計、監督は、当時の開拓使工業局が担当。意匠は簡素で、デコレーションの少ないアメリカ中・西部の建築様式の影響を受けています。時計台の時計は振り子時計で、おも…
世界のジャンパーが競い合う大倉山のジャンプ競技場。昭和47年の冬季オリンピック札幌大会のジャンプ競技場としても有名。競技開催日、公式練習日などを除き、ペアリフトでジャンプ台の上(頂上)に上がることが可能です。頂上には展望…
札幌の中島公園に建つ瀟洒な洋館で、国の重要文化財。明治13年に開拓使が洋風ホテルとして建てたもので、創建時には、大通西1丁目(現在の札幌市民ホール)にありましたが、昭和33年、現在地に移築されています。貸室利用も可能で、…
クラーク博士の提唱で、明治19年、豊平川扇状地の地形をそのまま活かして造られた、広さ13haの植物園。開拓時代そのままの美しい自然林は、今やビル街になってしまった札幌の100年以上前にタイムスリップできます。園内では北海…
札幌市街の中央を東西に貫き西1丁目から西12丁目まで続く、幅105m、全長1500mの公園が、大通公園。もともとは「火防線」と呼ばれる防火地帯で、碁盤目状の市街を整備する基準となっています。その大通公園の東端に建つのが、…
明治21年に完成した、平井晴二郎設計のアメリカ風ネオ・バロック様式の洋館。代表的な明治建築の洋館として、国の重要文化財に指定されています。「赤レンガ庁舎」の名で親しまれ、1階が「道立文書館」、2階は歴代の長官、知事の執務…
北海道小樽市祝津の高島岬にある赤白のツートンカラーの灯台。明治16年、北海道では納沙布岬灯台(明治7年初点灯/根室市)に次いで2番目に初点灯という歴史ある灯台。映画『喜びも悲しみも幾歳月』(昭和32年・松竹)ではラストシ…
札幌市電に期間限定の雪ミク電車の運行。『雪ミク電車2024』は、北海道の冬をイメージした『空模様』」をテーマにデザインして、車両にフルラッピングを実施。さらに車内広告には、雪ミクのイラスト、ポスターなどを掲出し、車内放送…
石狩市にある石狩市で現存する最古の木骨石造建築物(外観は石造りですが、内部に木の骨組みがあります)。店舗は明治27年築、石蔵は明治10年頃の築と推測されています。長野商店は、越後(現・新潟県北蒲原郡聖籠町)出身の長野徳太…
石狩川の河口部と日本海を隔てる砂州に発達した全長1.5kmほどの砂丘地帯(石狩砂丘の一部)に広がるハマナスを中心としたお花畑。46haが「はまなすの丘公園」となっていて、木道を使って自然観察が可能。180種におよぶ海浜植…